ConvergentDesignは、同社のSSDレコーダー「Odyssey7Q+」がソニー社のPXW-FS5をサポートすることを発表した。

PXW-FS5は、HDMIによって4:2:2/10-ビット/30pまでのQFHD(UHD)を出力し、Odyssey7Q+は、Apple ProRes422/422(HQ)/422(LT)でこれを収録。PXW-FS5は将来本体のファームウェアアップデートによりRAW映像出力にも対応予定で、Odyssey7Q+は、カメラが出力する60p以上を含むすべてのフレームレートとすべての解像度を、現在のPXW-FS7とNEX-FS700のFS-RAW出力と同様にサポートする。Odyssey7Q+はこれらのRAW信号をCinema DNGファイルならびにApple ProResとして収録可能だ。

PXW-FS5のS-Log2とS-Log3の出力には、Odyssey7Q+ LUTシステムでサポート。Odyssey7Q+に収録されるデータは、PXW-FS5のS-Log2とS-Log3ガンマカーブにより、センサーからすべてのダイナミックレンジが得られるとしている。

また、最大140種類までのカスタム3D-LUTを用意でき、LUTシステムはWFM、VSC、False Colorなどのイメージアナライズ機能と、OLED表示、SDI/HDMI出力信号のそれぞれに対して個別に適用/不要を選択可能だという。Pixelハイパーズームやアナモフィックデスクイーズなどの他のモニター機能は、PXW-FS5と両立する。なお、PXW-FS5の対応には、FS-RAWオプションもしくはRAW Bundleオプションが必要だ。