ユニークな外姿をもった、ユニバーサルなコンパクトカメラ用スタビライザーLUUVを紹介する。
LUUVはGoProやスマートフォン、コンパクトカメラなどの機種を選ばずプラグ&プレイで装着できるスタビライザーだ。標準のsolidLUUVと、3軸電動スタビライザーモジュールを装備したultraLUUVの2モデルが揃う。片手で操作でき、その姿から想像つかない安定したスタビライズ機能を発揮する。高さはsolidLUUVで25cm、ultraLUUVは33cm。重量はGoPro Hero4をultraLUUVに装着して800g。
3軸スタビライザーモジュール。solidLUUVの3軸電動スタビライザーモジュールは単体でヘルメットや自転車などに装着して利用できるとしている
昨年はクラウドファンディングIndieGoGoで資金調達に成功し、次にはキックスターターでも成功し、追加の機能を搭載して最初の製品を完成を目指す。
市場には数多くのGoProやスマートフォン向けのスタビライザーが存在している。LUUVの強みは単にステディカム技術だけでなく、複雑なカメラ重量のキャリブレーションを取り除き、様々なカメラ機種に対応できることだ。最大500gまでのカメラならばマウントできるようになっている。使い方は簡単で、下部にウェイト調整をする機能があり、調整リングを回すだけで簡単に調整される。
親指と人差し指でグリップを抑える格好で、人間工学に基づいて形成されたハンドルを持つ。グリップ部分が指からの振動を抑える役目をする。センターのカラーはポリマーベアリング上で回転するようになっており、バトンを回すように180度回転させて、カメラを逆さにした状態で収録することも可能だ。
価格はプリオーダーで、solidLUUVは109ユーロ(15,000円)、ultraLUUVが199ユーロ(約26,700円)。正式出荷はsolidLUUVが来年2016年4月、ultraLUUVは6月を予定している。
(山下香欧)