ソニービジネスソリューション株式会社は、2015年10月15日~16日の2日間、東京・銀座のソニービル8階OPUSにて、XDCAMメモリーカムコーダー「PXW-FS5」の体験イベント「FS5:Grab and Shoot」が開催中だ。同イベントへの入場は無料だが同社案内ページより事前の登録が必要。
同イベントでは、PXW-FS5や同社製大判カメラで撮影されたコンテンツの上映、PXW-FS5をはじめとするPXW-FS7、PMW-F55、α7シリーズなどの同社製品が展示されている。
PMW-FS5は4K Exmor スーパー35mm CMOSイメージセンサー(総画素数約1160万画素、有効画素数約830万画素)を搭載し、4K(3840×2160)での本体記録に対応したレンズ交換式XDCAMメモリーカムコーダー
PMW-FS5や、FS7、α7S IIのハンズオンコーナー
2015年11月16日発売(市場想定価格:税抜42万円前後)のα7S IIも多数展示されていた
また、神奈川県を拠点に映画、CM、プロモーションビデオなどの映像制作を行っているCoast Vision Productionsの山本康士氏と、撮影監督の關根靖享氏によるFS5を使用した撮影話を、実際にFS5を使用した感想などを含めトークセッション形式でユーザーセミナーが行われている。
FS5のコンセプト・製品ポイントの紹介、α7S IIの紹介を行うソニービジネスソリューション株式会社の井出貴大氏
ユーザーセミナーを行ったCoast Vision Productionsの山本康士氏(写真左)と、撮影監督の關根靖享氏(写真右)
山本氏と關根しはFS5を使用した感想を次のようにコメントしている。
山本氏:今の時代に十分な予算があるプロダクションは少なく、環境や条件に制限がある中で、すごく使い勝手の良いカメラだと思います。低価格で、多くの機能を求める方にはいいカメラだと思います。
關根氏:今まで色々と重いカメラを使って撮影したことがありますが、複数のアシスタントをつけたりしないと、やはり自由に、思った時に思った通りに動かせなかったです。今回これだけ軽くて、使い勝手がよいので、自由にふりまわして撮影してみてもよいのではと思います。
FS5を使用して海外で撮影を行ったデモコンテンツ。会場では4Kスクリーンで上映されている