米ソニーからモバイルプロジェクターMP-CL1の発売が開始された。価格は350ドル。Wi-FiやHDMI/MHL接続ができ、スマートフォンやタブレットの映像を投影可能だ。

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ソニーは昨年初めに、同社のイメージセンサーとMicroVisionのMEMS(微小電気機械システム)ミラー技術を応用したPicoPモジュールを開発している。このモジュールを採用して商品化したものが今回のMP-CL1だ。

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サイズは10mm×8mm×150mm、重さ0.2kg。ゲーム機にも対応

独自開発のレーザー走査方式(LBS)技術によって、投影面との距離や角度にかかわらず焦点を合わせることができる「フォーカスフリー」が特長。また斜め画像歪補正回路により、投影面に対して斜めから投影すると台形などに歪む映像も本来の長方形画面に補正できるとしている。レンズは固定焦点レンズ。ネイティブ解像度はバッテリー駆動のピコプロジェクターで主流のVGAやWVGAを上回るHD解像度(1920×720)を実現。アスペクト比は16:9で、コントラスト比は80000:1。3メートルの距離で約120インチのスクリーン投影ができる。

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バッテリー持続時間は2時間程度で、内蔵している3400mAhバッテリーでプロジェクターがスマートフォンの充電器の代わりにもなれるとしている。

(山下香欧)