フィルムライト株式会社は、英FilmLight Ltd.が株式会社テクノハウスと新たに日本における代理店契約を締結したことを発表した。

2015年11月16日より正式に、FLIP、Daylight、BaselightのFilmLight社製品の取り扱いを開始している。なお、Baselight Editionsは現在追加の契約を結んでいるところだという。

FilmLight Ltd.の共同創設者のWolfgang Lempp氏は次のようにコメントしている。

Lempp氏:FilmLight製品が日本に浸透していく上で、高い販売力と技術力を持ったテクノハウスにわれわれのパートナーとなっていただけたことをたいへん喜ばしく思っています。日本の市場は先進のテレビフォーマットに向けて急速に変化しており、テクノハウスの放送とポスト分野における豊富な経験は、われわれのトータルなカラーパイプラインソリューションを広める上で重要な役割を果たしてくれるものと期待しています。

株式会社テクノハウスの代表取締役社長 櫛引則彦氏は次のようにコメントしている。

櫛引氏:我々としてはポストプロダクションの市場を開拓する強力なツールを求めていたところだったので、FilmLight製品をラインナップに加えることができて、心強く思っています。FilmLightのカラーマネージメントツールは、グレーディングだけでなく、オンセットやニアセットにも最適のものがありますので、われわれが既に取り扱っている製品と組み合わせることで、付加価値が上がり、より高いレベルでお客様に活用していただけるものと考えています。日本での市場拡大に対するFilmLightの意欲も伺っていますので、テクノハウスの総力を上げて期待に応えられるように精進するつもりです。

なお、テクノハウスは2015年11月18日(水)から20日(金)の期間中に千葉・幕張メッセで開催される国際放送機器展「Inter BEE 2015」の同社ブースにてFilmLight Baselight TWO、Daylight、FLIPによるFilmLightのレンダーレスワークフロー、カラーマネージメントワークフロー、4K HDRマスタリングソリューションを展示予定だ(ホール5/ブースNo.5402)。