今までManfrottoはVintenやSachtler、OConnorなどとともにVitecグループとして出展していたが、今回はManfrottoとしてVitecグループとは独立したブースで出展している。製品的には主にプロ用はVitecグループ、写真やビデオなどコンシューマー製品はManfrottoとなっているようである。ブースではNAB2015で新製品として発表したiPadを利用したワークフローマネジメントプロセッサDIGITAL DIRECTORや動画撮影用マンフロットスライダー、三脚、各種バッグなどを出展していた。
DIGITAL DIRECTORはiPadのアプリを通じ、カメラのセッティングから写真のシェアまで、写真や動画のワークフローを直感的に管理できるもので、主にキヤノンやニコンのデジタル一眼レフカメラでの撮影をアシストするツールとなっている。マンフロットスライダーは、11月20日発売になる製品でスムースなスライド移動を可能とする製品となっており、60cmと100cmの2種類が用意されている。
iPad Air/Air 2用DIGITAL DIRECTOR。リアルタイムでのライブビューモニタリングや露出、ISO、シャッタースピード、絞り、マニュアルフォーカス、ホワイトバランス、画質、フォーカスカメラ/ドライブモード、バッテリー状況)のモニタリングのほか、ヒストグラムやオーディオレベル表示などを行うことができる。カメラとはUSBケーブルで接続するようになっている
11月20日発売の動画撮影用マンフロットスライダー100cm。8個の高精度ボールベアリングがスムースな動きを実現。レールとキャリッジの間の連結もシンプルで簡単に調整することができる。また、スライダーのホイールは、滑らかで静かな動きをサポートする高性能ポリマー製となっている。自重は2.8kgで最大耐荷重は約10kg。価格は86,000円(税抜)
「Genustech Mini Jib」。最大4.25kgまでのカメラを搭載できる小型軽量クレーン。1.87mまでの高さまで対応可能。折りたたむと全長が84cmほどになり、運搬に便利
MAアクティブショルダーやローラーバッグなどカメラや照明機材などの運搬に便利なバッグも出展していた