2015年12月18日から世界一斉公開となるスター・ウォーズシリーズ最新作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」のプロモーション展開は、新しい視聴体験技術を取り入れてヒートアップしている。9月末にStar WarsのFacebookページで開始された、惑星“ジャクー”の砂漠をハイスピードで横断する360°没入型映像に加え、12月2日よりディズニーとGoogleがタイアップしたVRコンテンツが登場する。
今回のVRコンテンツは、iOS/Android OSモバイルデバイス向けのStar Wars app用として提供される。このディズニーが提供するアプリ上で再生するVRコンテンツは最新作の序章的要素が含まれる世界になっており、視聴者はGoogle Cardboardを通して一層の臨場感を楽しめるという。
VRコンテンツの制作元は、ルーカスフィルムの一部署でもあるILMxLABが手がけた。本ラボはルーカスフィルムとVFXスタジオのILM、スカイウォーカー・サウンドから専門スタッフを集めて設立された、VR/ARなどの新技術を取り入れた没入型体験を生み出していくスタジオだ。Facebookの360°映像を制作したのも、このILMxLABである。設立発表当時から、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の公開に合わせて同世界のVRコンテンツを世の中に出すことを公言しており、今回はその第一弾コンテンツとしてリリースする。
またベライゾンでは、このVRコンテンツリリース日の12月2日に合わせてショップ限定でスター・ウォーズデザインのGoogle Cardboardを発売する予定だ。更にGoogleではクロスプロモーションを展開しており、Google.com/starwarsにGoogleアカウントでアクセスし、ライト/ダークサイドを選ぶことで、パーソナルページや関連ユーティリティ、Google Mapsなど、その世界のカラーに進化させることができる。
(山下香欧)