米Facebookが12月3日(現地時間)に、一般ユーザー向けの動画ライブ配信機能「Live Video」のトライアルを開始した。今回はiPhoneを所有している限定ユーザーで行われている。同じような動画ライブ配信の機能は、著名人が利用できる「Facebook Mentions」サービスでは既に実装されており、今回は一般ユーザーで使える機能に向けてのモニター検証になる。
動画配信を開始するには、近況アップデート画面でLive Videoアイコンを選択して行う。ライブ配信時間は最長30分まで。ライブ配信されている動画は、ニュースフィード上に表示される。
Posted by Facebook on 2015年12月2日
モバイルデバイスのフロント・リアカメラを切り替えながら動画が取れるのも楽しい
ライブ配信をしている間、ビューワー数や誰が視聴しているかをモニタリングすることもできる。また視聴できるグループを選んだり、ブロックしたりすることも可能。すぐれている点はライブ配信をしたと同時にライムライン上にビデオが保存され「見逃し視聴」として実際にリアルタイムで視聴できなかったフレンドにもVODとして見せられる仕様になっている点だ。
モバイル端末上でライブをどのようにシェアするかを新しいデザインを構築して検討中だという
また、Facebookはこの動画配信機能のトライアルのニュースと同日に、動画や写真をコラージュできる機能を持つアプリをiOS端末向けにリリースした。撮影した日時、場所に応じてカメラロールから写真を集めてタイル状にコラージュできる。Android端末対応は来年早い時期に提供する予定としている。
(山下香欧)