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Lumu Labsから、iPhoneアプリと簡易入射式露出センサーを使うライトメーターLumuの機能を拡大した「Lumu Power」がキックスターターに登場した。Lumu Powerは、Lumuユーザーからのフィードバックを反映すべく開発された新モデル。高精度な露出測定に加え、色温度も計測することが可能。Lumuはヘッドフォンジャック(3.5mmコネクター)に取り付ける形式だったが、Lumu PowerはLightningポートに接続することで、精確な色解析が行うことができる仕様に変更になった。
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従来メーターの反対側に新しいセンサーを付けたことで、色温度を測定可能になった。ドーム状のセンサーで環境光とフラッシュを計測し、反対側のフラットなカラーセンサーでは、色温度、ホワイトバランスと照度を測定する。Lumuのアプリはどちらのセンサーを使っているのかを自動認識して適応するモードスクリーンを表示する。
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インターフェイスをスワイプして、露出、色温度、輝度値を解析するモードスクリーンを切り替え可能
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ホワイトバランスを調整する場合、Lumu Powerは色温度値(ケルビン数値)を測定して補正値を表示
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照度モードには、プリセットと任意の測定値を保存しておける機能がこれから追加される
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フィルターモードでは、光ソースでのフィルター差異を表示する
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フラッシュ光の測定では、フラッシュ露光とフラッシュ対周囲光比を測定して、補正値とシャッター速度を自動検知する
カメラにはもちろん、光や色温度を検知・補正する機能を持っており、また検知値をディスプレイする計測器も数多くある。プロの現場では、このようなガジェット的な計測器はハイリスクと考えるだろう。同様にスマートフォンを使うライトメーターとして、既に商品化された「Luxi」も存在するが、USBのような小さなデバイスで高精度であれば、手持ちのスマートフォンが利用できるハンディなガジェットの一つとして持っている価値はあるのではないだろうか。Lumu Powerの価格はキックスターターで199ドル(149ドルのプリオーダー分は完売)、正規価格は299ドルで2016年6月から出荷開始予定とのこと。
(山下香欧)
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