デンマーク出身のPhase One(フェーズワン)によるデジタルバック式の中判一眼レフに、新しく8000万画素を持つ新しいカメラシステム「XF 100MP」が登場した。2015年6月より何度かティザー的に表に出てきていた新製品だ。

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全体のサイズは幅152mm×高さ135mm×奥行160mmで、重量はプリズムファインダー込みで1,390g

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シャッターはシュナイダー・クロイツナッハと共同開発した、デジタルフォーカルプレーンシャッターで、リーフシャッターレンズを利用すれば1/1600秒のフラッシュ同調速度を実現する。60分までの長時間露光が可能で、キャプチャ速度は0.7fpsになる。

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ユーザーインターフェイスにタッチパネルを用意。デジタルバックの3.2型ディスプレイ、グリップ上の1.6型ディスプレイがタッチパネルになっている。デジタルバックでは、撮影画像をタップ操作で等倍まで拡大し、スワイプで表示位置を移動できる。

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振動センサーを搭載。本体に伝わる振動をリアルタイムにグラフでタッチパネルに表示できる。

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ビューファーはモジュラー式で、ウエストレベルファインダーでも測光が可能。新しく設計されたオートフォーカスシステム「ハニービーオートフォーカスプラットフォーム(HAP-1)」より測光が可能。AF機能にはSpot、Average、Hyperfocalが揃う。

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XFカメラシステムと連結する、RAW画像変換・編集ソフトウェア「Capture One 9」。テザー撮影や、400機種以上の35mmデジタル一眼レフカメラをサポートしている

正規価格は米国にて48,990ドル(Schneider Kreuznach 80mm LSレンズ込み)。本カメラシステムで撮影した作品をサンプルとして、公式サイトからダウンロードできる(TIFFファイル)

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(山下香欧)