共信コミュニケーションズ株式会社は、同社が国内総代理店を務めるSGO社がAJA Video Systems社(以下:AJA)とパートナーシップ契約を結んだことを発表した。今回のパートナーシップ契約により、SGO社のフラッグシップモデルであるMistikaターンキーシステムに、AJA社のKONA/Corvidを搭載したモデルを出荷開始した。
SGO社のMistikaはカラーグレーディング・フィニッシングシステム。HD/3G/Dual-link HD/2K/4Kのキャプチャ、ディスプレイ、マスタリング等に対応したKONAはMistikaと適合しており、実用解像度やフレームレート、8K以上の解像度のプロジェクトに対してもポストプロダクション環境を提供するとしている。4Kステレオ3D制作はCorvid 88 I/Oカードを使用した実績があり、将来的な8K制作に向けSGO社は、Mistika Ultima 8Kシステムを新たにラインアップへ加えた。
SGO社長Miguel Angel Doncel氏は次のようにコメントしている。
Miguel Angel Doncel氏:SGO社とAJA Video Systems社との間で確かな相乗効果が得られています。お互いの専門性が一体化され、顧客にとってより良い結果を生むことでしょう。また双方の熟練したスタッフは、他社にはないユニークさと、パワフルで高品質なテクノロジーを制作者側へ提供し続けることに熱心に取り組んでいます。今後ともAJA Video Systems社と連携していけることを楽しみにしております。
また、AJA Video Systems社長Nick Rashby氏は次のようにコメントしている。
Nick Rashby氏:KONAやCorvidなどのプロフェッショナルビデオ、オーディオキャプチャ、プレイバックカードは、業界トップの映画制作会社や放送局で長きに渡り信頼され使われてきました。SGO社は、我々と同じように常に新しいワークフローを最新のMistikaで実現させ、顧客の信頼を獲得しています。彼らと共に働き、ポストプロダクションの最善のソリューションを提案できる事を嬉しく思います。