Blackmagic Designは、オーストラリアの企業として初めて、レッド・ドット:デザインチーム・オブ・ザ・イヤーに選ばれたことを発表した。同賞は、一貫して革新的な功績を上げている製品を作り続けているデザインチームに贈られる。

レッド・ドット・デザイン賞の創設者であり代表を務めるペーター・ゼック教授/博士は次のようにコメントしている。

ゼック教授/博士:Blackmagic Designチームは、ユーザーを重視したデザインと高度な革新的エンジニアリングを融合した製品を継続的に発表し続けていることで定評があります。これは果敢な挑戦であると同時に、市場に変化をもたらします。

Blackmagic Designの製品に対する強固なポリシーは、妥協することなく使用感と機能に焦点を当てるという、根強いデザイン哲学により裏打ちされています。このような理由から、Blackmagic Designを最も栄えある2016年のレッド・ドット賞に選出しました。

デザインチームの受賞だけではなく、同社の4製品が2016年度のレッド・ドット:プロダクトデザインを受賞している。57ヵ国から約5,200点の応募があり、これらの製品は専門家からなる国際審査員によって特定の基準に照らして評価された。評価基準には、革新性の度合い、機能性、人間工学的配慮、耐久性、エコロジー、機能の明瞭性などが含まれる。

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Blackmagic Design URSA Miniは、「レッド・ドット:ベスト・オブ・ベスト」を受賞。Blackmagic Micro Cinema Camera、URSA Electronic ViewfinderおよびVideo Assistは、レッド・ドット:プロダクトデザイン2016をそれぞれ受賞した。「オデッセイ」、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」、「ワイルド・スピード Sky Mission」、「The Dressmaker(原題)」などのハリウッド作品には、同社のこれらの受賞製品やBlackmagic DaVinci Resolveが使用されている。

同社のCEOグラント・ペティ氏は次のようにコメントしている。

ペティ氏:2016年度のレッド・ドット:デザインチーム・オブ・ザ・イヤーを受賞できたことを大変光栄に思います。私たちは革新的な製品を発表し続けてきましたが、今回の受賞により、今後も並外れたデザインを持つ高品質でエキサイティングな製品、なおかつクリエイティブな作業を簡単に実現できる製品を発表してユーザーの皆様を驚かせ続けていこう、という決断を確固たるものにしました。

今回の受賞は、サイモン・キッドとデザインチームが積み重ねてきたクリエイティブな努力の結晶です。このように国際的に大変名誉ある賞をBlackmagic Designチームが受賞できたことを非常に光栄に思います。

レッド・ドット・デザイン賞は、2016年7月4日にドイツ・エッセンのAalto Theatreで行われるRed Dot Galaセレモニーにて授与される。同社製品は2016年7月4日より、ドイツ、エッセンのRed Dot Design Museumの特別展「Blackmagic Design – leading the creative revolution」で展示される。