Blackmagic Designの発表によると、コロラド州オーロラのキリスト教の教会「Restoration Christian Fellowship」が、礼拝の音楽ビデオをPYXIS 12Kで撮影したという。

同教会は1999年2月21日に故フェリックス医師とコタネ・ギルバート氏により設立された。最初の礼拝はコロラド州オーロラにあるWest Middle Schoolで行われ、60名が出席した。それから26年、単なる礼拝の場としてではなく、オーロラ内外の家族や個人を支援するための奉仕を行う施設を備えたコミュニティの中心地として発展している。

映像作家のエドワード・ギルバート氏にとって、映像制作は長年の情熱だという。2011年に高校卒業後すぐに、告知ビデオの収録、ライブ配信の管理、父親の教会の放送制作の運営などのキャリアをスタートした。

ギルバート氏は、次のようにコメントしている。

ギルバート氏:私が始めた頃は、非常に古い技術を多く使っていましたが、最終的にはBlackmagic ATEM Television Studioに移行しました。必要な仕事をこなせるだけでなく、既存のものを取り除き、システムをゼロから再構築することで、制作の技術的な側面を本当の意味で学ぶことができました。

それから15年が経ち、放送における奉仕での実践的な関与とリーダーシップにより、教会の制作能力と同氏自身の技術的なワークフローの両方が拡大したという。

ギルバート氏:告知ビデオの収録を行っていた私が、教会の音楽ビデオの撮影を担当するようになるなんて、誰が想像したでしょうか。

SNSを活用して、信徒や若い世代とのつながりをさらに深めるために、2025年に音楽ビデオのアイデアを思いつきました。その結果、当教会のSNSのエンゲージメントは、リーチと成長の面で大幅に増加しました。説教を収録した高品質のハイライトクリップや、日曜の音楽コンテンツに加え、音楽ビデオが最も人気があります。音楽ビデオは、様々なSNSで共有している曲を集めた、短い礼拝セッションシリーズです。

音楽ビデオのマルチカム撮影には、Blackmagic PYXIS 12KおよびBlackmagic PYXIS 6KデジタルフィルムカメラがAカメラとBカメラとして使用されており、2台のBlackmagic Pocket Cinema Camera 6Kデジタルフィルムカメラが追加のアングルを捉えている。撮影はすべてBlackmagic RAWで行われている。同氏は、異なるカメラシリーズでもカラーサイエンスが一貫している点に感心しているという。

ギルバート氏:すべて、個人的に所有しているThypochのSimera-Cレンズで撮影していて、サイズと特徴の観点からこのレンズシリーズを大変気に入っています。

絞った状態ではクリーンなルックですが、絞りを開けると、PYXIS 12Kのセンサーがレンズの独自性を際立たせ、スキントーンや質感を美しく表現し、映像自体に集中させます。さらに、PYXIS 12Kの大きなセンサーは視覚的にもポストプロダクションでも顕著です。箱から出した瞬間から美しい映像が得られます。これは、最近のカメラではなかなかないことですね。

撮影スタッフはセッション中に3曲を撮影し、メインの映像は4:3で教会のYouTubeチャンネルに投稿され、その後、Instagram用の縦長の短いコンテンツとして分割された。

ギルバート氏:あらゆる映像に使用されている従来の16:9のアスペクトレシオとは違うものを生み出すためにこのフォーマットを選択しました。

それが、PYXISシリーズ、そしてオープンゲート撮影全般において本当に気に入っている点です。最終的な映像を決める際にはるかに高い柔軟性が得られるため、創造面において自由度が高く、コンテンツにおいて他との差別化を図れます。

以前のセッションでは、ATEM Mini Extreme ISOライブプロダクションスイッチャーも使用されたという。

ギルバート氏:これは、マルチカムの撮影において最も重要なツールのひとつです。信頼性が高く、手頃な価格で、持ち運びも非常に簡単です。このセッションではスタッフが不足していたため、私はディレクターを務める代わりにカメラを操作する必要があり、使用することはできませんでしたが、今後は私にとって欠かせない製品です。

このプロジェクトはすべてBlackmagic Designのカメラで撮影されたので、私が主に使用しているお気に入りの編集プラットフォームであるDaVinci Resolve Studioで同期が簡単に実行できました。Blackmagicがエコシステムを真のオールインワン・ソリューションに進化させたことを本当に嬉しく思っています。DaVinci Resolveは常に素晴らしいカラーグレーディングツールでしたが、完全なNLEとなってからは全面的に使用することに何の躊躇もありませんでした。同期、マルチカム編集、グレーディングをすべて1つのプログラム内で行っています。

Blackmagic Production Camera 4Kの頃から、Blackmagic Designの製品を長年使用しています。当時の私にとって手頃な価格で、RAW DNGファイルを試す初めての機会でした。その当時でもBlackmagicのカラーサイエンスとワークフローは、親しみやすく、直感的だと感じました。カメラに加え、ATEMなどのBlackmagicの放送機器も使用し始めました。

それ以来、コンバーターから、カメラへの信号の管理、HyperDeckでの収録、ATEM Television Studioの統合されたハードウェアパネルまで、使用しているBlackmagicの製品の数が大きく増えました。予算の面で制約がありますが、Blackmagic Designのおかげで、信徒に提供するコンテンツの種類の限界を押し広げながら、一貫して高品質の作品を制作できています。