Avidは、メディアの格納と管理専用に作られたソフトウェア定義ストレージ・プラットフォーム「Avid NEXIS」をNAB2016にて発表した。Avid NEXISは、2016年第2四半期発売予定。

  • Avid NEXIS | E4—2 Media Pack統合ストレージ・エンジン
  • Avid NEXIS | E2—1 Media Pack統合ストレージ・エンジン
  • Media Pack—20TBまたは60TBのストレージ10ドライブで1パック
  • Redundant Controller—Avid NEXISシステム用の高可用性オプション
  • System Director Appliance—Avid NEXISの規模と冗長性の拡張に
  • Avid NEXIS | PRO—小規模統合ストレージ・エンジン(ISIS | 1000の後継、ISIS | 1000ユーザーに手軽なアップグレードプランを提供)

Avid Everywhereのオープン性により、Avid NEXISは、Media Composer、Pro Tools、Apple Final Cut Pro、Adobe Premiere Pro、Grass Valley EDIUSをはじめとするメディア制作アプリケーションに対応。Avid NEXISは、システムを動的に調整して、優先度の高いワークフローに必要なレベルの容量、パフォーマンス、データ保護を確保するスケール・アウト型ストレージ・ソリューション。

Avid NEXISのモジュール方式により、ユーザーはストレージ・エンジンを組み合わせて、サービスの中断や、システムを停止することなく、単一システムで20TBから1.4PB以上まで容量を拡張可能。全てのAvid NEXISシステムは、Avid NEXIS | FSファイル・システムにより動作するため、ユーザーは構成規模に関わらず安定した性能、信頼性、保護を得ることができるという。

Avid代表取締役兼最高経営責任者のルイス・フェルナンデス・ジュニア氏は次のようにコメントしている。

ルイス・フェルナンデス・ジュニア氏:Avidは、リアルタイムの協業的共有ストレージというカテゴリー、Avid ISISおよびUnityとのネットワーキングを作り出しました。そして今、Avid NEXISにより、メディア制作に対応する共有ストレージの可能性を書き替えています。ダイナミックな仮想化、アダプティブな保護、メディアに強いコラボレーションを提供するAvid NEXISにより、メディアのプロフェッショナルや制作チームは、インフラストラクチャに過大な投資をすることなく、メディア・アセットを共有し、どこからでも安定してアクセスすることができます。Avid MediaCentral Platformのパワーを活用して、Avid NEXISはお客様が求める今日の信頼性、明日の拡張性、そしてメディア制作を次段階へ導く技術を提供します。