ゲッティイメージズは、国際オリンピック委員会(以下:IOC)と2016年リオデジャネイロオリンピック、2020年東京オリンピックの独占的公式フォトエージェンシー契約を締結したことを発表した。

ゲッティイメージズのスポーツ映像・サービス部門を統轄するケン・メイナルディス副社長は次のようにコメントしている。

メイナルディス氏:ゲッティイメージズとIOCは過去25年以上に渡り良好な関係を築いており、オリンピックの歴史と共に関係各社のニーズを追求し続けてきました。我々は、ソーシャルメディアの普及によって、今では多くの人々がオリンピックをインターネット経由で配信されたビジュアルコンテンツを通じてリアルタイムに体験します。

決定的瞬間を捉えたイメージは、現地の感動を伝える最大のツールとなっており、我々に唯一無二の刺激と感情を与えてくれます。当社がスポーツを通して全世界に感動をお届けできることに対して光栄に感じています。

IOCテレビ・マーケティングサービス部門のマネージング・ディレクターであるティモ・ルーム氏は次のようにコメントしている。

ルーム氏:ゲッティイメージズとIOCが公式のフォトエージェンシー契約を長期継続することができ、大変嬉しく思っています。世界のフォト業界をリードするゲッティイメージズは、現地オリンピックの雰囲気や、選手達が構築してきた長期に渡る鍛錬の成果を瞬時に捉えられる技術を遺憾なく発揮し、その奇跡の瞬間を世界へ発信し続けてきました。ゲッティイメージズのグローバル配信システムを通して、オリンピックの現地の様子を全世界に提供するだけでなく、各国の報道機関をサポートする機関と考えます。

本契約の継続締結はIOCとオリンピック・ムーブメント(スポーツを通じて、友情、連帯、フェアプレーの精神を培い相互に理解し合うことにより世界の人々が手をつなぎ、世界平和を目指す運動)との連携を遂行し、同時にオリンピックのトップ・パートナー各社、国内オリンピック委員会やオリンピックに参加するスポーツ選手などの連携も含まれており、まもなく立ちあがるオリンピック・チャンネルに映像とフォトを同社から提供予定だ。