Blackmagic DesignはBlackmagic Duplicator 1.0.2アップデートの提供を開始した。アップデート内容の詳細と無償ダウンロードは同社Webサイトより。
同アップデートにより、H.265ハードウェアコーデックが改善され、より低ビットレートでビデオ作成が可能となった。MP4ファイルが多くの再生デバイスと互換性を持つようになり、処理速度の遅いコンピューターや4Kテレビなどでも、Ultra HD H.264ファイルの再生が可能だ。また、ビデオ入力信号の検出時に遅延が減り、素早い収録開始が可能だとしている。
さらに25枚以上のコピーを一度に作成する場合、複数のBlackmagic Duplicatorを大規模なデイジーチェーンで接続するが、その際のユニット間の通信も向上している。Blackmagic DesignのCEOグラント・ペティ氏は次のようにコメントしている。
ペティ氏:Blackmagic Duplicator 4Kはユーザーの皆様から好評をいただいており、弊社のエンジニアのもとに多くのフィードバックが寄せられています。エキサイティングなBlackmagic Duplicator 1.0.2アップデートにより、ユーザーはこれまで以上に多くの大画面テレビ、コンピューター、その他の再生デバイスと互換性のあるmp4ファイルを作成できます。