AJA Video Systemsは、ROI-SDIスキャンコンバーターの出荷を開始した。日本国内の希望小売価格は税抜140,000円。

ROI-SDIは、関心領域（ROI）の操作が可能なSDI入力に対応したポータブルサイズのミニコンバーター。3G-SDI入力、3G-SDIとHDMIによる同時出力が可能で、任意の領域の解像度とフレームレートに対して、関心領域の操作と画像の回転が行える。

広範囲のアスペクト比コンバージョンとオーディオ機能を備えており、ソース信号の回転、3G-SDI信号から作られるソースイメージの部分切り出しや再構成が可能。AJA Mini-Configソフトウェアを組み合わせることで、リアルタイムに関心領域を選択でき、スクリーン上でコントロール可能。選択領域を元の映像の画質を保ったまま、目的の解像度にスケーリングして出力する。ROI-SDIの主な特長は以下の通り。

（以下、プレスリリースより引用）

  • 3G-SDI BNC入力×1
  • 関心領域（ROI）スケーリング
  • 3G-SDI BNC出力×1、HDMI出力×1（同じ設定の関心領域を出力）
  • 3G-SDI BNCループ出力×1
  • デバイス設定用のUSBポート×1（Mac®またはWindows®で動作する無料のAJA Mini-Configソフトウェア経由で設定）
  • 対応ビデオフォーマット:1080p、1080i、720p、625i、525i
  • 2チャンネルアナログRCAオーディオ出力
  • 8チャンネルSDIエンベデッドオーディオ
  • 2チャンネルまたは8チャンネルHDMIエンベデッドオーディオ