株式会社シグマは、開放値F1.8の超広角レンズ「SIGMA 14mm F1.8 DG HSM」を発表した。発売日、価格ともに未定。
同レンズは、FLD(“F” Low Dispersion)ガラス3枚、SLD(Special Low Dispersion)ガラス4枚を使用し、超広角レンズで特に目立つ倍率色収差を良好に補正。SIGMA 12-24mmF4 DG HSM | Artの非球面レンズ加工のノウハウを生かし、φ80mmの大口径グラスモールド非球面レンズを最前面に採用し、ディストーションを効果的に抑えている。F1.8の浅い被写界深度を活かし、超広角14mmでもピントが合っているところ以外をぼかし、主題を際立たせることができる大口径の独特な表現が可能だとしている。
大型HSM(Hyper-Sonic Motor)を採用することで、フォーカス群を駆動させる十分なトルクが得られるとともに、低速での安定した動作が可能。加速度センサーによりレンズの姿勢を判断し、上向き、下向きといったフォーカス群の負荷の変化も判断する。その他にも、マウント部にはゴムのシーリングを採用し(シグママウントを除く)、ゴミなどの侵入が一番心配されるマウント部を保護。前玉には撥水・防汚コートを採用している。主な仕様は以下の通り。
(以下、プレスリリースより引用)
【主な仕様】
数値はシグマ用です
レンズ構成:11群16枚
画角:114.2
絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
最小絞り:F16
最短撮影距離:27cm
最大撮影倍率:1:9.8
最大径×長さ:φ95.4mm×126mm
質量:1,170g
なお、SIGMA 14mm F1.8 DG HSMは2017年2月23日(木)から26日(日)の期間中にパシフィコ横浜にて開催される写真映像展示会「CP+2017」の同社ブースにて参考展示予定(総合ゾーン/G-34)。