アビッド テクノロジー株式会社は、同社のノンリニア編集ソリューションAvid Media Composer向けオプションとして、「PhraseFind」および「ScriptSync」をリリースした。 同社は、Nexidia社のメディアおよびエンターテイメント制作向けのテクノロジーおよびソリューションの独占ライセンス権を有したことで、Phonetic Indexing Engine(音声解析エンジン)を搭載するPhraseFindおよびScriptSyncの改良バージョン(v2.0)を公開した。ラインナップと価格は以下の通り。
- Media Composer | ScriptSyncオプション:税抜59,000円
- Media Composer | PhraseFindオプション:税抜23,500円
- Media Composer ScriptSyncオプション & PhraseFindオプション・バンドル:税抜70,800円
- Media Composer ScriptSyncオプション & PhraseFindオプション・バンドル・アカデミック版:税抜5,800円
※Media Composer | ScriptSyncおよびPhraseFindオプション使用の際には、Media Composerバージョンv8.8が必要
Avid PhraseFind 2.0
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Media Composer | PhraseFindオプションは、メディアに対する音素インデックス機能が特徴。ユーザーは、演者が話す単語やフレーズを使って検索し、必要なメディアを容易に探すことが可能になるとしている。
Avid ScriptSync 2.0
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Media Composer | ScriptSync オプションは、Phonetic Indexing Engine(音声解析エンジン)を搭載しており、スクリプトテキストとメディアを自動で同期可能なため、ユーザーはスクリプト化されたプロジェクトでの作業において、関係するあらゆるメディアを探し出すことが可能。同オプションの詳細は以下の通り。
(以下、プレスリリースより引用)
■Media Composer | PhraseFindオプション
- インデックス化にかかる時間、検索結果の表示するまでの時間をスピードアップするパワフルな新しいPhonetic Indexing Engine(音声解析エンジン)。エディターの貴重な時間と制作時間を短縮
- 検索ウィンドウをアップデートし、Media Composer内でより見やすく統合
- オートフィルによる、より効率的な検索
- 短いフレーズでもより精度の高い検索結果を実現
- 不明瞭なオーディオでも、インデックス化できる機能向上
- 方言やアクセントもサポート
■Media Composer | ScriptSyncオプション
- Media Composerと同様のUndo/Redo機能を採用
- ネイティブフォーマット(4×3および16×9)でのクリップフレーム表示
- 豊富な色分けによる、管理やスクリプトマークアップ
- 話し手が実際に話す音と台本内のテキストをマッチさせ、編集できる機能を追加