日本デジタル・プロセシング・システムズ株式会社(以下:DPSJ)は、Telestream社との間で、ファイルベース自動QC(品質検査)ソリューション「Vidchecker」の販売代理店契約を締結したことを発表した。
DPSJはVidchecker販売代理店となったことで、ファイルQC分野のさらなる拡充と強化が実現し、よりライトにファイルQC環境を実現したい顧客に対してリーズナブルに提供することが可能で、今までの取り組みから得られた知見や技術を活かして、様々なファイルQCの要望へ柔軟に対応できるようになるとしている。
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Vidcheckerは、ファイルベースのメディアのQC(品質検査)を制御する自動化ソフトウェアソリューション。配信前または後のファイルベースビデオのチェックや、ポストプロダクションやコンテンツ業者から受け取ったファイルのビデオ・オーディオパラメータ、レベルが正しく放送用に準拠しているか放送局が確認する用途に最適化されている。1台のワークステーションから、巨大なスループットを必要とするエンタープライズな構成まで対応可能だという。Vidcheckerの主な特長は以下の通り。
(以下、プレスリリースより引用)
- ビデオとオーディオのパラメータおよび品質(合法性と正確さ)の徹底的なファイルチェック
- ビデオとオーディオのチェックだけでなく、ビデオレベル、ラウドネスを含むオーディオレベルのインテリジェントな修正
- 高い費用対効果:全QC機能を備えながら小規模からでも始められる、お求めやすい価格帯のものから、より大量のファイルを処理する場合は、完全スケーラブルなエンタープライズ向けVidchecker Gridを用意
- サブSD、SD、HD、4Kが混在したワークフローに対応
- DPPやNetflixなどを含む標準テンプレート、さらに既存のメディアファイルを基にした検査テンプレートの自動生成機能を搭載
- 簡単ワークフロー-フィルター機能付きウォッチフォルダを複数利用、自動レポート送信、検査のパス/失敗/修正に従ったファイル移動に対応
- ビルトインのメディアプレイヤーで、サムネイルをクリックして警報箇所のビデオを再生