写真左:360°ライブカメラベースユニット「AW-360B10」、写真右:360°ライブカメラヘッド「AW-360C10」

パナソニック株式会社は、360°映像を非圧縮4K/30pで出力可能な360°ライブカメラベースユニット「AW-360B10」、ライブカメラヘッド「AW-360C10」を2017年8月に発売する。希望小売価格はオープン。

同360°ライブカメラは、4系統のカメラ映像をスティッチング(接合)し、アスペクト比2:1正距円筒図法形式の360°映像を生成する。4K(3840×1920)出力により、まるでその場所にいるかのような没入感のある高画質映像を実現。外部にPCを接続することなく4系統のカメラ映像の露出・ホワイトバランスを撮影環境に合わせて自動制御し、常に自然な映像を生成するとしている。スティッチング時に接合部の被写体を自動で検出し、スティッチング位置を常時変更する「リアルタイム動的スティッチング機能」搭載により、継ぎ目がわからない映像を生成することが可能。また、4K/30pの360°映像は低遅延で接合・生成されるため、リアルタイムでの映像配信が行える。離れた場所のPCやiPadなどのタブレット端末からLAN経由によるモニタリング、カメラ制御が行える。

なお、AW-360B10/360C10は、2017年4月22日から27日(米国時間)に米国ラスベガスで開催されるNAB2017の同社ブース(セントラルホール/C3607)にて展示中。