毎年恒例のプライベートショー、今年も開催!
株式会社朋栄は、5月18日(木)及び19日(金)の二日間、東京・恵比寿の同社本社にてNAB2017に出展した新製品の内覧会「FOR-A Post NAB 2017」を開催した。
同展示会では、ビデオスイッチャ・ルーティングスイッチャ・マルチビューワ、IP関連・テロップ・バーチャル、カメラ製品、プロセッサなどが展示された。また、同会場内にて同社の取り組みを紹介する2つのプレゼンテーション「SMPTE2110によるIP制作の最新動向、グラフィックス製品のIP化について」と「HDR/WCG制作におけるプロセッサの役割と12G/IP製品ラインアップとロードマップについて」も行われた。
ビデオスイッチャ・ルーティングスイッチャ・マルチビューワ
拡張性にすぐれた4K対応ビデオスイッチャ「HVS-2000」。今後12G-SDI対応の3M/E、48入力、36出力、4KEYER/MEのビデオスイッチャ「HVS-6000(仮)」も登場予定
HVS-390HSの後継モデルとして登場した4K対応ビデオスイッチャ「HVS-490」
12G-SDI対応ルーティングスイッチャ「MFR-4000」は、6Uの筐体で72×72の4Kルーティングを実現
IP関連・テロップ・バーチャル
ユニバーサルシステムフレームUSFシリーズ。現在12G-SDI対応モジュールも開発中で、ラインアップが強化された
Video Over IP対応モジュール10 GbE IPゲートウェイUSF-10IPシリーズ。SFPポートを2系統搭載し、入力データをIP方式間で変換可能
キャラクタジェネレータ3D-VWS-Tri、VWS-4Kにより、今まで紙で発注・修正を行っていたテロップ業務がWeb上で可能となった
バーチャルスタジオ/RCGシステム「VRCAM2-NX」。センサレスバーチャルシステムVRCAM2に、SmartDirect RCGの機能を融合。バーチャルとRCGいずれの運用も可能なオールインワンバーチャルシステム
mo-sys社のリアルタイムカメラトラッキングシステム「StarTracker」。簡単な設定でフリーハンドカメラトラッキングが可能
StarTrackerでは天井にマーカーを貼ることでグリーンバック合成を容易にする
カメラ関連
スポーツ中継現場での実用性を追求したフル4K高速度カメラ「FT-ONE-LS-12G」は、オプションによりフリッカー機能を搭載可能
フラッシュ光明滅補正装置「RFC-ONE」。記者会見などのフラッシュ光を画像処理でリアルタイムに補正
プロセッサ/コンバータ
4K、12G-SDI、HDR、広色域のすべてに対応したマルチパーパスシグナルプロセッサ「FA-9600」。2系統のHD/SD入力それぞれにフレームシンクロナイザを内蔵し、ITU-R BT.2100規格にも対応
12G-SDIを搭載した4K対応信号発生器「ESG-4100」(左)と、8K/4K解像度での色域変換/ダイナミックレンジ変換に対応したリニアマトリクスコンバータ「LMCC-8000」(右)。会場では日本初展示となるEIZO社のHDR映像制作用の31.1型リファレンスモニター「ColorEdge PROMINENCE CG3145」とともに展示
海外メーカ展示
InSync社のフレームレートコンバータ「MCC-4K」は、UHD/HDのアップ/ダウン/クロス変換に対応し、23.98~60フレームの各種フレームレート変換が可能
中継先から携帯データ回線やWi-Fi等を同時に活用した動画配信、クラウドを利用した配信ソリューションを提供するDejero社のモバイル型トランスミッタ「LIVE+EnGo」
ビジュアル・グラフィックス株式会社、株式会社フローベル展示
ビジュアル・グラフィックス株式会社が取り扱うビデオウォールシステム「AVID PowerWall」。最大7680×4320の8K解像度描画に対応。スタジアムクラスの大型ビジョンにも対応しており、様々な映像演出を実現するレンダリングシステム。8面のHDモニターを組み合わせており、パネルの組み合わせに合わせた映像制作が可能
AVID PowerWallは1台のシステムによるコンパクトな運用を実現
株式会社フローベルの2/3型HbCMOSセンサを採用した3板式超高感度3HbCMOSハイビジョンカメラ「HBC-3600」
AF/画像鮮明化ユニット「Mimic-AFC/HD」のデモ。HBC-3600でリアルタイムに撮影し、鮮明化前と鮮明化後の比較を行った