GoProに取って代わろうとするアクションカメラのラインアップが増え続けている中、YI Technologyより、GoPro HERO5 Blackの4K30pを凌ぐ4K60p対応のアクションカメラYI 4K+が発売された。今年初めに開催された家電祭CES2017にて発表されたもの。プロセッサにAmbarella H2 chipsetを採用したことで4K60pの撮影が可能になった。H.264ビデオを最大135MB/sで撮影する。1920×1080で120fpsのハイスピード撮影も実現する。
イメージセンサーはソニーのExmor R 12メガピクセルのCMOS裏面照射センサーを採用。7層ガラスレンズで、視野角は155°、絞りF2.8、f=2.66±5%mmとなっている。
カメラ内3軸ジャイロスコープと3軸加速度スタビライゼーションを装備、そしてRAWで静止画の撮影が可能。電子式カメラ内手ぶれ補正(4K30fpsまで)、魚眼レンズ独特のゆがみを補正する機能も4Kから継承されている。GoPro HERO5と同様「Take Photo」や「Start and Stop Recording」「Turn Off」といった、ボイスコントロールも今後のファームウェアバージョンアップで可能になる。また今後のファームウェアアップグレードでカメラから直接ライブストリーミング配信が行えるようだ。
2.2インチ「Retina」タッチスクリーン。USB端子がType-Cになり、データ転送速度は4Kモデル比2倍の速度40MB/sとなった(GoPro HERO5は15MB/s)。筐体は防水、防塵、防塵構造ではないため、ハウジングが用意されている。
GoPro用のアクセサリを併用できることで、GoProからの乗換えもスムーズだ。価格は本体とハウジングがついて339.98ドル前後。Amazon.comで日本からの注文も受け付けている。
YI 4Kと同じサイズの4K+であるため、時速120㎞を誇るドローンEridaにマウント可能となっている。
(ザッカメッカ)