株式会社ズームは、12チャンネルのデジタルミキサーに、マルチトラックレコーダー、USBオーディオ・インターフェース機能を統合した「LiveTrak L-12(以下:L-12)」を2017年8月下旬に発売する。希望小売価格はオープン、市場想定価格は税込68,000円前後。
L-12は、12チャンネルのミキサーに、演奏者一人ひとりに異なるミックスを送れる5系統のモニターアウトと、各トラックの音を個別に記録できるレコーダー機能を内蔵。14イン/4アウトのUSBオーディオ・インターフェース機能が統合されており、ライブ演奏のミックス、モニター、レコーディングを1台で行うことができる。
EIN -128dBuの低ノイズフロアに、+60dBの最大入力ゲインを実現したマイクプリアンプを8基搭載し、各チャンネルには3バンドEQとセンドエフェクトを内蔵。モノラルチャンネルには1ノブタイプのコンプレッサー機能も装備。また、最大9つのミキサー設定を保存するシーンメモリ機能も搭載している。
レコーダー機能では、最高24ビット/96kHzのWAVフォーマットで全12トラックの同時録音が可能。フェーダー通過前の信号を録音するため、ミキシング操作の影響を受けずに各トラックの音をSDカードに記録できる。14イン/4アウトのUSBオーディオ・インターフェース機能は、クラスコンプライアントモードにより、PC/MacだけでなくiOSデバイスとの接続にも対応。LiveTrak L-12の主な特長は以下の通り。
(以下、プレスリリースより引用)
- 12チャンネル(モノラル×8/ステレオ×2)のデジタルミキサー
- 演奏者一人ひとりに異なるミックスを送れる5系統のモニターアウト
- 最高24ビット/96kHz、全12トラックのオーディオをSDカードに記録
- 14イン/4アウトUSBオーディオ・インターフェース機能
- EIN -128 dBu、最大入力ゲイン+60dBの高品位なマイクプリアンプ
- 最大9種類のミキサー設定を保存できるシーンメモリ
- コンプレッサー、3バンドEQ、16種類のセンドリターン・エフェクト
- メモ録音に便利なスレートマイク、プリカウントを設定できるメトロノーム
- Hi-Zスイッチ(CH1~2)、PADスイッチ(CH3~8)、MUTEスイッチを装備
- USBメモリを接続して、録音データの書き出し/読み込みが可能