NewTekは、2017年9月15日~19日、オランダ・アムステルダムで開催される放送機器展「IBC 2017」に出展する(スタンド7/ブースK11)。
同社ブースでは、展示会初披露となるNDIネイティブ対応かつプラグアンドプレイにも対応しているPTZカメラ「NewTek NDI PTZ」と、ポータブルNDIコンバータ「Connect Spark」を、IPライブプロダクションシステムの一環として実演する。NewTek NDI PTZは、NDIをビルトインした本ネットワークビデオカメラで、NDI互換製品に標準ネットワーク経由で直接フル3G・1080p 60ビデオを送信可能。
NewTek Connect Sparkは、標準ネットワーク経由またはWi-Fiまたはイーサネットケーブルで本デバイスに接続し、ダイレクトにSDカードやUSBドライブにビデオを記録でき、デバイスの制御はWebベースのインターフェイスから行える。NewTek NDI PTZカメラとConnect Sparkデバイスは、LiveStream Studio、SplitmediaLabs XSplit、Streamstar、OBS Studio、Renewed Vision ProPresenter 6、StudioCoast vMix、Telestream Wirecast、NewTekTriCasterなどのNDI互換製品で動作する。また、すべての入力に対してHD、3G、4K UHD 60pでのスイッチング、ストリーミング、レコーディングが可能な「TriCaster TC1」と「IPシリーズ」を展示予定。
NDIは、今夏に第3世代目バージョンNDI3.0がリリースされており、NDI 3.0はフォワードエラー訂正機能を備えたマルチキャストを可能とし、無線または長距離伝送に適した高効率モード、PTZカメラ制御とタリー、エンコーディングパフォーマンス向上などの機能拡張を搭載しており、TriCaster TC1とIPシリーズにも最新バージョンが搭載されている。
また、マルチチャンネル対応メディアエンコーディングとストリーミング技術搭載のストリーミング配信システム「MediaDS」の実機デモンストレーションも行われる。そのほかにも、マルチチャンネルビデオ通話制作システム「TalkShow」、ソフトウェア駆動のモジュラー式でビデオソースとビデオミキシングオプションに実質的に無制限にアクセス可能な4K対応ビデオ制作システムIPシリーズなどを実証するとしている。