三信電気株式会社は、同社が取り扱うLiveU社の新製品「LiveU Solo」を2017年9月20日に発売する。希望小売価格は税別320,000円(LiveU Solo本体+ボンディングライセンス1年分)。

LiveU Soloは、接続されたカメラの映像・音声をリアルタイムにライブ配信サイトやSNSへ配信可能なモバイルライブエンコーダ。2本のLTE/4Gなどの携帯回線とWi-Fi、LANを任意に組み合わせ、広帯域を確保するボンディング技術により、屋外屋内のいずれでも最大1080Pのフルハイビジョン画質で安定したライブ配信を実現するとしている。

ライブ動画は、YouTube、Facebook、Twitter(Periscope)などの主要な配信サイトは「LiveU Solo専用ポータルサイト」から配信でき、RTMPストリーミングプロトコルに対応しているサイトであればライブ配信可能。

三信電気の取締役執行役員 ソリューション営業本部 副本部長 森祐二氏は次のようにコメントしている。

森氏:インターネット上の動画投稿サイトが人気を博し、動画配信が当たり前になったにもかかわらず、「ライブ」での配信ということになると放送や映像に関する専門的な知識がないと敷居が高かった。これには操作の煩雑さ、通信回線の確保、画質の維持などさまざまな原因があったが、LiveU Soloの登場でこれらの課題は一気に解決される。ライブ中継が身近になることで、企業や官公庁の映像活用は大きく変わるだろう。

災害時の状況確認、祭典や成人式などの地域イベント中継、修学旅行や文化祭や部活動の試合などの学校行事の中継、ドローンと組み合わせた建築土木の工事進捗確認など、ライブ中継が活躍するシーンを考えると枚挙にいとまがない。放送で培われたLiveUの画像圧縮とボンディング技術は、企業や自治体の映像活用にも革命をもたらすだろう。