MediaCentral | Cloud UX
Avidは、新たなクラウド・ソリューションおよびMicrosoft Azure上で動作する新しい認定ソリューションを発表した。メディア制作会社やユーザーは、効率性とコラボレーションを強化し、これからのメディア・クラウド時代に向けて準備することができるとしている。IBC2017において同社が発表した主なクラウドベースの新アプリおよび新サービスは以下の通り。
(以下、プレスリリースより引用)
■MediaCentral® | Cloud UX:デザインを一新し、2人のチームから数千のチームまで対応するMediaCentral | Cloud UX(ユーザー体験)は、あらゆるオペレーティング・システムまたはモバイル・デバイス上で稼働し、プラットフォームへ接続する誰もが利用できる使いやすいタスク指向のグラフィカル・ユーザー・インターフェイスです。チーム・メンバーは、同じ建物内、町の中、あるいは別の大陸のどこにいても、必要な場所から簡単にコラボレーションすることができます。
■MediaCentral | Panel for Media Composer®:Media Composer のユーザー・インターフェイス内にMediaCentral | Cloud UXパネルを統合します。ユーザーは、MediaCentralから直接、Media Composerのプロジェクト、ビンまたはシーケンスにコンテンツをドラッグ&ドロップすることができます。
■Media Composer | Cloud VM:ファシリティ内の誰もが、高速ネットワーク接続を有する小型のワークステーション、ノートパソコン、タブレットなどを使い、Media Composerソフトウェアへ仮想アクセスすることができます。Media Composer | Cloud VMは、オンプレミスの単一サーバーから複数のクライアントへ、Media Composerの完全な編集体験を提供します。
■Media Composer | Cloud Remote:ワークステーションまたはノートパソコンでMedia Composerを実行するユーザーは、どこからでも、同じタイムラインにローカルとリモートのコンテンツをミックスすることができます。Media Composer | Cloud Remoteは、MediaCentralからMedia Composerへアクセスしてあらゆるコンテンツをブラウズおよびストリーミングする場合も、ローカルに格納したメディアへアクセスする場合にも、最高の体験をユーザーに提供します。ローカル・コンテンツをバックグラウンドで自動的にMediaCentralへアップロードして、プログラムの完成とほぼ同時に配信することができます。
■Sibelius® | Cloud Sharing:作曲家が個人的なクラウド空間で音楽スコアを共有し、ウェブページにスコアを埋め込むと、デスクトップ、ノート、モバイル等を使って、誰もがページをめくり、楽曲を演奏できる画期的サービスです。Sibelius | Cloud Sharingは、スタジオ、教室、またはステージでの音楽作品のプレビューやレビューに最適です。2017年前半の歴史的なパートナーシップ発表に続き、AvidとMicrosoftは、業界で最もオープンで密接に統合されたメディア用プラットフォームを、柔軟なライセンスと運用オプションにより、クラウドで利用できるようにすることで、一連の具体的で価値ある成果を示しています。
■Azure用MediaCentral Archive:Microsoft Azureでの動作を認定されたMediaCentralベースのメディア・アセット管理システムを構成して、ニュースおよびポストプロダクション・チームに、クラウドベースのアーカイブを提供します。コンテンツのライフサイクル全体を管理し、ストレージの階層全体からアセットを簡単に閲覧、抽出して、再使用および再利用することができます。
■Azure用MediaCentral Newsroom:Microsoft Azureでの動作を認定されたMediaCentralベースのニュースルーム・システムを構成して、ニュースチームに、クラウドでのストーリー制作およびランダウン管理能力を提供します。ワークフローの効率とスピードを改善して、複数の放送やデジタル送出先への速報配信を可能にします。
■Pro Tools®、Pro Tools | HD、Pro Tools | First用Avid Cloud Collaboration:この画期的なクラウド・サービスにより、アーティストは、どこにいる誰とでも簡単にトラックを共有して作業することができます。このサービスは、Microsoft Azureをホストとするサービス(”aaS”)として提供されます。