国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下:JAXA)は、将来、人類の活動が月へと拡大した時の月面生活の風景を思い描き、これからの月面活動実現の推進力とするための国民的議論のきっかけを提供するとして、「未来の月面生活 動画グランプリ」を開催する。同動画グランプリへのエントリーは2018年2月25日まで。

同動画グランプリは、将来行われる月面や月近傍の日本の活動を盛り上げ、世界の中の日本の貢献をアピールすることができる動画を募集。動画作品は1分以内で、日本語または英語の作品。CG、VRなど形式は問わない(Youtubeにアップロード可能な形式に限る)。JAXA及び株式会社ispaceによる一次審査、SNSでの一般投票を経て、最終審査(JAXA、文部科学省、株式会社ispace、デジタルハリウッド大学、及び国際映像製作スタジオNOMAによる投票を予定)を行う。2018年3月中旬に表彰式が予定されており、最優秀賞には30万円、優秀賞には20万円、いいね賞には10万円が贈られる(ispace賞は未定)。また、作品を応募した全員にJAXA記念品が贈られる。

また、NOMAは同映像コンペティション開催に賛同し、JAXAブランディングの一環として、同グラフィック、4Kティザー動画を製作した。担当したのは、NOMAの創設者から太一監督、恵水プロデューサー、安藤プロデューサーほか、VOGUE、GQなどのハイブランドPVから、「ヱヴァンゲリヲン」、「ポケットモンスター」などのアニメーション、ハリウッド映画をも手がけてきたアーティストたち。