ジャパンマテリアル株式会社グラフィックスソリューション事業部は、同社が取り扱う台湾VNS社の「GeoBoX G406」を2018年2月8日に発売する。市場想定価格は税別250,000円。

G406は、1つの映像を複数の表示機器にまたいで表示または投写できるマルチディスプレイコントローラー。本機1台で最大4台までマルチ画面構成、複数台の本機を多段接続することで6面、9面、16面などの大画面のマルチ画面表示が可能。3840×2160@60p(YUV/RGB4:4:4)、4096×2160@60p、3840×2400@60pの4K映像コンテンツ入力に対応。HDCP2.2のUltra HD、HDR(ハイダイナミックレンジ)対応コンテンツにも対応している。

HDMI、DisplayPort各2系統の入力信号を出力先ごとにシングル4面、2面マルチ+シングル×2面、4面マルチなどの多様な表示パターン設定が可能。出力先ごとに反転(左右、上下、左右+上下)表示、オリジナル映像を回転させ、コンテンツを編集することなく縦表示が可能(4K60p入力時は非対応)。

また、オーバーラップ機能を搭載。ピクセル単位で水平、垂直のベゼル補正が可能なため、ディスプレイのベゼル幅によって生じる画面のズレを調整可能。複数のプロジェクターでマルチ画面を投写する場合、重ね合わせ部分に入力した映像を生成できる。エッジブレンディング機能を搭載したプロジェクターと併用することで、画面の境目を感じさせないシームレスなマルチプロジェクションを実現するとしている。