Appleは、6組のアーティストが同社の「iMac Pro」を使用して制作した作品をAppleのWebサイトで公開した。

Appleは、iMac Proのパワーを実証するため、映画製作者、CGアーティスト、モーショングラフィックデザイナーなどに作品制作を依頼した。同プロジェクトは、クリエイター一人ひとりがiMac Proを使い、制作したビデオを通じてそのパワーを明らかにする機会となったとしている。

(以下、プレスリリースより引用)

【参加アーティストのコメント】

Buck
「iMac Proなら、アイデアを視覚化してみるのもあっという間です。だから、目に見える形で作業を進め、すばやく決断することができます」

Erin Sarofsky
「iMac Proは、作品そのものだけでなく、その作り方にもこだわる人のためのコンピュータです」

Esteban Diácono
「iMac Proは、私を一段と野心的にさせます」

Luigi Honora
「iMac Proは、そのパワーについて考える必要がないほどパワフルなので、思いのままに作業できます」

Manvs Machine
「この一つのシンプルなデバイスの中に、これだけのパワーがすべて詰め込まれている。本当に驚異的です」

Michelle Dougherty
「目でアイデアが現実になる瞬間が見られる。これほどうれしいことはありません。本当に素晴らしいことです」

東京を拠点とし、武蔵野美術大学で講師を勤めるフランス人のアーティストLuigi Honorat(ルイジ・オノラ)氏は、制作プロセス(メイキングビデオ)において次のようにコメントしている。

オノラ氏:360 HDRパノラマを撮り、中心からすべての壁に投影します。映像の中で最も負荷が高いシーンは、流体シミュレーションです。3つの波が違うタイミングと違う速さで流れ出します。Houdiniで波を作り、大量の液体が流れる様子を再現して、そこからシミュレーションを始めました。

通常、流体シミュレーションでは、レンダリングする時のように待たなければなりません。反復処理を好きなだけ試せることは、大きな助けになりました。最終的にそのパワーについて考えることすらなくなりました。マシンの存在を忘れてしまうほど。思いのままに作業できるのです。