ソニービルのサインはそのままB2Fのイベント会場に採用された(オープン時は、期間限定ローラースケートパーク)
ソニーは、東京・銀座に本日8月9日から2020年までの期間限定で「Ginza Sony Park」をオープンした。
地上階は一見普通の公園であるが…
銀座のランドマークとして長く親しまれ、昨年3月閉館したソニービルといえば、ソニー製品のショールームとして訪れた人も多いだろう。その跡地を利用してソニー初となる「垂直立体公園」として体験型イベントや音楽ライブなどを行う公園をオープンする。
地上から地下3階までの吹き抜けでまさに垂直立体公園。天窓となっている部分は実は地上階ではベンチになっている
ソニービル時代の構造を残しながら、地上から地下3階までの開放的なデザインの公園となった。「変わり続ける公園」をテーマに、多彩な催しを開ける共有スペースを各階に設けている。
人がやらないことをやる会社のDNAを持つソニーらしいを体現するということで、建てないという選択をしました。
と、ソニー企業 代表取締役社長 永野大輔氏はコメントした。
オープニング記念として、地下2階にはDJ TARO氏プロデュースのローラースケート場を期間限定で設けるなど、まさに変わり続ける公園を標榜している。今後は沖縄の海洋生物を集めた水槽の展示なども予定されている。
そんな公園にはいくつかのテナントも入居。飲食店では椅子や机を設けていないスタンド形式の店舗のみとなる。飲食は公園の中で食べて欲しい。この週末は新しい公園を体験しに銀座に足を向けてみるのも良いのかもしれない。