株式会社シグマは、photokina 2018にて「SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM」を発表した。シグマ用、キヤノン用が2018年10月12日発売、ニコン用が10月26日発売。希望小売価格は税別250,000円。
SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSMは、ズーム比10倍でありながら、150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sportsと同等の高画質を実現。レンズ構成は19群25枚。最新のアルゴリズムを採用したIntelligent OSを搭載し、手ブレ補正4段分を達成。また、超音波モーターHSMによる高速AFにより、一瞬のシャッターチャンスを捉えるとしている。
FLDガラス3枚、SLDガラス1枚を採用し、超望遠域の撮影で気になる倍率色収差を良好に補正。高解像感を実現するとともに、ズーム全域、画面全体で均一な画質を実現。焦点距離200mm時においては、望遠マクロ(最大倍率1:3.3)撮影も可能。
ズーミング機構にもこだわり、回転・直進のいずれの操作も快適に行うことが可能だとしている。Sportsラインに相応しい1本として過酷な撮影環境で安心して使用できるよう、各所にシーリングを施した防塵、防滴性の高い構造を採用。レンズ最前面に撥水防汚コーティングも施している。
その他にも、C/A/Sラインに合わせて設計したテレコンバーター(別売)の装着が可能。キヤノン製デジタルカメラの「レンズ光学補正」機能に対応し、ニコン用にも電磁絞りを採用している。