IDXブース 360°全天球動画

RICOH THETA Vで撮影した360°全天球動画です。視点変更機能を利用するにはPC版Google ChromeブラウザおよびiOS/Android版YouTubeアプリが必要です。(アプリ起動はこちら)

■大容量Vマウントバッテリー「CUE-D300」

新製品の中でも特に話題なのが286Whの大容量バッテリー「CUE-D300」(2019年1月発売予定)。最近のカムコーダーやライトはどんどんと消費電力の高い製品が増えてきて、同社でもっとも大容量なVマウントタイプリチウムイオンバッテリー「DUO-C198」を使っても約1時間しかもたないことが起きていた。そこで、シネマカメラやライト向けとして300Wクラスの容量を実現したのがCUE-D300だ。

300Wクラスの大きくなると安全対策も重要で、これまでのVマウントバッテリーにはないセルショート保護を設けたり、二重筐体を採用することで落としたときに中を破損してむき出しになって危険な状態にならないような工夫が行われている。

■多機能Vマウントバッテリー「DUO-C150」

DUOシリーズには、DUO-C198とDUO-C98がラインナップされていたが、その間にあたる「DUO-C150」が新しくラインナップされる(2019年1月発売予定)。

■PowerLink対応VマウントバッテリーIPL-150&IPL-98

昨年から引き続き、PowerLink対応のバッテリー「IPL-150」と「IPL-98」を展示。2019年春発売予定。ソニーのF55のようなシネマカメラのサイズに合わせたバッテリーで、カメラチーズプレートの高さに邪魔にならないようサイズを実現している。

長時間電源を切ることなく撮り続けたいという要求を実現するために、リンク機能を搭載している。

IPL-150とIPL-98は、専用の充電器「VL-2000S」を使うことによって1つの充電器で2チャンネルの充電器が可能。片チャンネルで最大4個まで重ねて充電ができる。なおかつ、1番最後のバッテリーは、DUOシリーズを重ねて充電もできる。

■新型ワイヤレス映像伝送システムの参考出展

ワイヤレスビデオ伝送システム「CW-F25」はすでに発売中だが、今回のInterBEEで新型ワイヤレス映像伝送システムの参考出展。2チャンネルを1つのエリア、例えばこの会場の中で、ワイヤレスを2チャンネル以上使えるというもの。通常、CW-F25などでは1チャンネル使うと2チャンネル目は厳しくなっていたが、新製品は1つのユニットで2チャンネル同時に使えるユニットとなっている。

■最大輝度3,600nitの7型フルHDフィールドモニター「F-7H」を展示

今年のアイ・ディー・エクスブースでもっとも変わったのが、TVLogicのモニター郡の展示だ。TVLogicは、韓国の放送用専門のディスプレイメーカーで、これまでTVLogicの製品は控え目な展示であった。今年はモニターメーカーかと思うぐらいブースにズラリと並べられている。

中でも大注目は「F-7H」で、3,600nitを実現。少し前までは800nitでも明るいといわれているので、3,600nitというのは驚異的なスペックだ。ただ、展示会場内で直射日光が当たる環境でないので、3,600nitのスペックを体感することは難しそう。ブーススタッフによると、大変に明るくて外でも平気でフードなしで見られるそうだ。

■LEDライトや3000Whのバッテリーの参考出展

さまざまなLEDライトが参考出展されていた。1つが3分の1の円柱状の超広視野角のLEDライト。ともかく柔らかな光を演出したい。広角で光を回したい。というときのためのための曲面のライト。

リモコン付きのLEDライトの参考出展。色温度を何段階かコントロールできる。リモコンでできるライトは価格が高いが、なんとか安くできないかトライしてみたのがこちらの商品とのこと。

バッテリー内蔵のLEDライトの参考出展。70Wクラスで、サポートライトとして使える。稼働時間は2時間を切るぐらい。特長は、簡単に使えて重くないこと。形状は非常に薄い。

超プロトタイプの3000Whのバッテリー。冒頭で紹介した大容量Vマウントバッテリー「CUE-D300」は300Whなので、10本分の仕様をもっている。48V、24V、ACも出せる。主にライト、照明用を強く意識している。

また、天災があって電源がなくて撮影ができないといった場合でも、100ボルトを使ってスイッチャーやエフェクターなども使える。3000Whモデルだけの展示だが、バリエーションを広げて発売をしていきたいとのこと。

■カスタムオーダーコーダーを設置

InterBEEで初のカスタムオーダーコーダーを設置。アイ・ディー・エクスは、常にユーザーの声を直に聞いて、ユーザーが望むものを実現してきたメーカーであって、ユーザーの声、現場の声をないがしろにしてはいけない。そこで、きちんと聞くためのコーナーを用意して、「あれがよかった」「これを改善してほしい」といった話を聞きたく、カスタムオーダーコーナーを設置をしたとのこと。

■三角くじで当たればバッテリーをプレゼント

名刺と引き換えに三角くじが引ける。当たりがでれば、バッテリーがもらえる。当たりのバッテリーには数に限りがあるので、早い者勝ち。会場にこれない方は、同社Twitterアカウントをフォローしてリツイートすることでも同様のプレゼントキャンペーンに応募できるとのことだ。