イスラエルのHumanEyes Technologiesは、2018年12月5日(日本時間)、同社のVuze VRカメラシリーズの最新ラインアップとなる「Vuze XR」を事前予約者に向けて出荷開始した。価格は439ユーロ(日本円で約59,500円)。なお、現在日本の実店舗での取り扱いはなく、同社Webページでの取扱い(オーダー)のみとなる(配送目安:注文から約2~3週間)。
Vuze XRは、3Dの180° VR撮影や、2Dの360°撮影が可能。またVuze XRドライバーには5.7K 30fpsのビデオキャプチャ機能、映像安定化、カメラ内スティッチング、18MP静止画撮影などの機能を搭載している。HumanEyes、北米のGMを務めるJim Malcolm氏は次のようにコメントしている。
VR技術は未だ発展途上であり、特にラップトップやモバイル機器向けの360°撮影や、VRヘッドセット用の3D撮影のフォーマットの融合が求められています。Vuze XRは、VR撮影と360°撮影の機能の他に18MPの静止画撮影機能なども盛り込み、文字通り多用途カメラとして幅広いユーザー層が使用することが可能です。
■Vuze XRの特徴
- 360°撮影モードとVR180°撮影モードをボタン1つで切り替え可能
- 動画解像度:5.7K(H.264、MP4)、静止画解像度1,800万画素
- カメラでは最大4K/30fpsスティッチング、パソコンでは5.7K/30fpsスティッチングが可能
- 360°撮影、エフェクト、フィルター、ステッカーが編集可能なモバイルアプリ
- VR180°、360°動画のFacebook、YouTube等へのライブストリーミングが可能
- グーグルのVR動画フォーマットVR180の認証獲得済