富士フイルムは、同社のデジタルカメラ「X-T3」用のファームウェアバージョンVer. 3.00を2019年4月より公開する。

アルゴリズムの改善により、顔検出/瞳AFの追従性・安定性をさらに強化する。遠くにある小さな顔への検出性能は約30%向上し、遮蔽物が顔を横切った際にも安定して追従。静止画や動画撮影時の性能も大幅に改善する。

顔検出ON時に複数の人がいた場合、合焦・追従・露出を合わせる顔を選択できる「顔セレクト」機能を新たに搭載する。タッチ操作、もしくはフォーカスレバーで任意の顔を選択することができる。

アルゴリズムの改善により、遠距離から近距離、もしくは近距離から遠距離にフォーカスを合わせる際のAF合焦スピードが大幅に向上。また、タッチパネル設定に「ダブルタップ拡大」、「タッチファンクション」のON/OFFを選べる機能を追加する。設定をOFFにすることでタッチパネルの反応速度が向上し、より快適にタッチショット、AF、フォーカスエリア選択などを行うことができるようになる。