ソニーは、35mmフルサイズ対応のα(Alpha)Eマウントレンズとして、焦点距離135mm開放F値1.8の大口径望遠単焦点レンズ「FE 135mm F1.8 GM」を2019年4月19日に発売する(3月5日10時より予約販売受付開始)。希望小売価格は税別235,000円。

同レンズは、さらに進化したぼけシミュレーション技術と大口径超高度非球面XA(extreme aspherical)レンズの採用により、美しいぼけ味と高い解像性能の両立を実現するとともに輪線ぼけを大幅に抑制しているという。また、スーパーEDガラスとED(特殊低分散)ガラスを最適に配置することで、色にじみや諸収差を良好に補正し、高い解像感を表現可能だとしている。

さらに、2つのフォーカス群の双方にソニー独自のXD(extreme dynamic)リニアモーターを2基ずつ計4基を搭載したフローティングフォーカス機構と最適化されたAFアルゴリズムにより、高速・高精度・高追従のAF性能ながら、静粛・低振動なAF駆動が可能。これにより、ポートレートやブライダルの撮影シーンでも動きのある被写体も捉え続ける。また静止画だけではなく動画撮影にも適している。

(以下、プレスリリースより引用)

  • ソニー独自のナノARコーティングの採用により、フレアやゴーストを抑制したヌケの良いクリアな描写
  • 球面収差を最適化した光学設計と製造時の球面収差調整、11枚羽根の円形絞りによる美しくやわらかなぼけ描写
  • フローティングフォーカス機構の採用による、最短撮影距離0.7m、最大撮影倍率0.25倍の近接撮影性能
  • 側面と上面の2カ所に配置したカスタマイズ可能なフォーカスホールドボタン、絞りリング、クリックON/OFFスイッチ
  • 3段階のフォーカスレンジリミッター、直観的な操作で高精度なマニュアルフォーカスを実現するリニア・レスポンスMF
  • 軽量かつ堅牢性の高いマグネシウム合金を全面的に採用した鏡筒、屋外でも安心して撮影できる防塵防滴に配慮した設計、レンズ最前面への汚れが付きにくいフッ素コーティング

また、別売アクセサリーの円偏光フィルターは、画質への影響を最小限に抑え、フィルター装着時の解像度が従来品と比べて最大約2倍に向上。進化を続ける高解像レンズとの組み合わせに適したZEISS T*(ティースター)コーティング採用の円偏光フィルター。同商品をGマスターなどのレンズ本体に装着することで、レンズ本来の描写力を発揮するとしている。