Loupedeckは、同社の写真と映像編集のコンソール「Loupedeck+」がFinal Cut ProとAdobe Auditionに対応することを発表した。Final Cut Pro およびAdobe Auditionへの対応は、すべての地域で本日より可能。Loupedeck+の価格はAmazon.co.jp公式ストアにて税込3万4,000円。

Final Cut Proのユーザーは、Loupedeck+を使うことで、以下のことが行えるようになる。

(以下、プレスリリースより引用)

  • より早く、より直感的にビデオ編集およびカラー調整が行えるようになります。カラー・グレーディングのための基本的なツールはすべて、コンソール上で簡単に割り当てられます。
  • ユーザーのワークフローに合わせて、完全にフレキシブルな設定が行えます。
  • エディター自身のLoupedeckの構成設定をエクスポートおよびインポートし、他のコンピュータに簡単に設定を持ち 出すことができます。
  • カラー・ホイールのワークスペースを使ってカラー・グレーディングが行えます。
  • タイムライン・ナビゲーション、コンテンツ・トリミングおよびクリップ調整をフレキシブルに活用できます。
  • コンソールのボタンをカスタマイズして、Final Cut Proのお気に入りのショートカットを割り当てたり、インストール済みの機能を利用したりすることができます。
  • 400以上の追加機能を利用することができます。

Adobe Auditionのユーザーは、Loupedeck+を使うことで、以下のことが行えるようになる。

(以下、プレスリリースより引用)

  • より速く、より直感的なワークフローを作成できます。
  • 類似した用途のデジタルプロジェクトを作成することができます。
  • シングルトラックとマルチトラック両方のプロジェクトを作成および管理できます。
  • トラック・コントロールとナビゲーションをより正確に行えるようになります。
  • 切り取りおよび移動などの編集ツールをすべて使用することができます。
  • すべてのチャンネルでボリューム調整ができます。
  • プロジェクトにフェードとエフェクトを追加できます。

Loupedeckの創業者兼CEO ミッコ・ケスティ氏は次のようにコメントしている。

当社のお客様は、Loupedeck+の発表後ずっと、同製品がアップル製品に対応することを望んでいました。Final Cut Pro Xは、編集コミュニティで広く導入されていることを考えれば、今回の対応は当然の選択であり、ユーザーに多彩なエクスペリエンスをもたらし、ワークフローの向上を手助けするという、当社のミッションを達成するための重要な新ステップになると感じていました。ユーザーの皆様は、Loupedeck+の直感的なデザインと使いやすいツールがもたらすメリットを得られるだけでなく、使用中の多様なビデオ編集製品の機能性を向上させることができるようになるでしょう。