ジュエ株式会社は、同社が取り扱うZ CAMの小型シネマティック4Kカメラ「Z CAM E2」を2019年4月8日に発売する。希望小売価格は税別278,000円。
Z CAM E2は、約10cm四方の小型ボディにシネマティックな機能を搭載した4Kカメラ。最大4K120fps、色深度10bit、13ストップのダイナミックレンジを持つZLog、C4K60fps対応のHDMI出力などの機能に加え、複数台のZ CAM E2を同期させたシンク機能による動画撮影が可能。マイクロフォーサーズマウントに対応したレンズを利用可能。CMOSセンサーにはWDRに対応した4/3インチセンサーを採用している。
Variable Frame Rate(VFR)を選択することでハイスピード撮影が可能。フレームレートは4K120fps、1080p240fps。Z CAM独自のログフォーマットであるZLogを利用することで13ストップのダイナミックレンジを実現。WDR使用時にはさらに広い16ストップを実現するという。また、ZLog専用の各種LUTやAdobe premiere Proで利用可能なカラーコレクションプラグインを利用可能。
H.264、H265に加えてProRes HQ、ProRes、ProRes LTによる収録が可能。映像の収録メディアとして、Cfast 2.0カードもしくはUSB 3.0 Type C外部ストレージを利用できる。
カメラマウント用の1/4インチネジ穴に加えて、カメラの左面に3つ、右面に3つ、上面に1つ、下面に1つの1/4インチネジ穴を採用しており、各種アクセサリーを設置できる。
その他にも、HDMI 2.0 Type Aに対応しており、C4K@60fps出力をサポートや、タイムコード記録にも対応し、Current TimeやManual Inputが可能。また、D-TAPコネクタから給電でき、大容量のさまざまなVバッテリーを利用可能。Z CAM E2の背面にはSony NP-Fバッテリーと互換性のあるバッテリーソケットを採用している。
カメラ設定を確認できるLCDモニターを搭載しており、カメラの設定状況を確認可能。FNとOKボタンを同時押しすることでカメラプレビューも行える。
カメラコントールアプリケーションZ CAM Controllerが付属しており、OS環境はWindows、Mac、iOS版が提供されている。
Z CAM E2はGigabit Ethernetに対応したLANコネクタを採用しており、パソコンと接続を行い専用のカメラコントールアプリケーションを利用することでライブストリーミング配信も可能だ。