キヤノンは、、業務用4Kビデオカメラの新製品として、小型・軽量ながら4K/30P撮影に対応した「XA40」を2019年4月12日に発売する。希望小売価格はオープン。同社オンラインショップでの販売予定価格は税別154,000円。

XA40は、1/2.3型CMOSセンサー、光学20倍ズームレンズ、映像処理プラットフォーム「DIGIC DV 6」を採用し、ビデオカメラ本体の大きさは幅約109mm×高さ84mm×奥行き182mm、本体質量約730gと小型・軽量ながら、広角約29.3mmから望遠約601mm相当の全ズーム域で4K/30Pの映像が撮影可能。

5軸(光軸回転・水平回転・縦回転・上下・左右)方向の手振れを補正する「ダイナミックモード」を搭載することにより、歩きながらの撮影でも、映像の揺れを大幅に軽減し、安定した見やすい映像に補正する。4Kセンサーから得られる情報を有効活用した「Over Sampling HD Processing」によって、より高精細なフルHD記録が可能となり、フルHD画質についても従来機種から解像感が向上しているという。

ハンドルユニット「HDU-1」は別売となっている

撮影スピードが0.4倍から最大1,200倍速まで選択可能な「スロー&ファストモーション」を搭載。ビューファインダー(0.24型、約156万ドット相当)は、上方約45°に調節可能なチルト式を、ズームキーはシーソー式を採用している。また、リニアPCM 4ch設定に対応しており、別売のハンドルユニットHDU-1を装着することで、内蔵マイク(2ch)で周辺の音を録音しながら、ピンマイク(1ch)でレポーターの声、マイク(1ch)でインタビューを受ける人の声の最大4チャンネルを使用することが可能。

XA55(左)、XA40(右)

なお、XA40は、2019年4月8日から11日(米国時間)に米国ラスベガスで開催されるNAB2019の同社ブース(セントラルホール/C4425)にて展示予定。