ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ株式会社(以下:ソニー)と、Nevion AS(以下:ネヴィオン社)は、放送業務用分野を中心としたIP(Internet Protocol)ベースでの映像制作・配信ソリューションにおいて、戦略的協業体制を構築することを発表した。同協業体制の強化の一環として、ソニーはネヴィオン社と株式譲渡契約を締結し、部分出資することで筆頭株主となる。

ノルウェー・リサーケル地区に本社をかまえるネヴィオン社は、映像制作の仮想化にかかわるメディアネットワーク技術を有し、統合的なIPソリューションを放送局、電気通信サービスプロバイダーなどへ提供している。

ソニーはネヴィオン社との協業によって、遠隔地からライブ映像を制作・配信するリモートプロダクションや、ネットワークを介して制作機器を効率的に共有するリソースシェアなど、さらに高度で統合的な映像制作ソリューションを推し進めていくとしている。

ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ株式会社 プロフェッショナル・プロダクツ&ソリューション本部 メディアソリューション事業部門 部門長 喜多幹夫氏は次のようにコメントしている。

ソニーはネヴィオン社との戦略的協業体制を通じて、様々な拠点をつなぎライブ映像制作を可能にする統合的なIPライブソリューションを展開し、統合的な顧客体験を提供してまいります。