Harmonic社は、2019年9月13日~17日の5日間、オランダのRAIアムステルダムコンベンションセンターにて開催される欧州放送機器展「IBC2019」に出展する(ホール1/ブースNo.B20)。

同社ブースでは、OTTとブロードキャストを統合した配信ソリューションの実際の導入例を展示。クラウド、オンプレミス、ハイブリッド環境などのさまざまな導入戦略を取り上げ、サービス・プロバイダや放送事業者、コンテンツ所有者が動画チャンネルのオリジネーションや配信をよりスマートに、迅速に、シンプルに行える仕組みを披露するとしている。詳細は以下の通り。

(以下、プレスリリースより引用)

■OTTとブロードキャスト配信の統合化
クラウドとオンプレミスで運用される統合配信ワークフローのデモンストレーションを行います。スポーツのライブ中継では、ブロードキャストとOTT間で再生の遅延に差がないことが不可欠ですが、このデモンストレーションでは、それをサービス・プロバイダへ提供する、マルチプロトコル環境向け低遅延OTTソリューションを披露します。さらにスキニー・バンドルの導入、ポップアップ対応チャンネルの開設、災害復旧対策での活用、スポーツ映像のUHDライブ配信など、VOS®360 SaaSによる一連のユニークなワークフローをお見せします。

■ソフトウェアとクラウドのプレイアウト・ソリューションによる最高の効率性と柔軟性
IBC2019では、Harmonic社のソフトウェア版Spectrum™ X送出メディア・サーバーとVOS360 SaaSを活用し、OTTとブロードキャストのワークフロー向けに、ハイブリッドSDI/IP、UHD-HDRプレイアウト、オンプレミスやクラウドベースのチャンネル・オリジネーションを導入した実例を紹介します。一連のSMPTE ST 2110規格やAMWA IS-04/IS-05仕様をサポートすることで、Harmonic社はビデオ・コンテンツおよびビデオ・サービス・プロバイダが、完全IP化されたワークフローへ円滑に移行することを可能にします。

■CDNに対応したプライマリ配信SaaSによるライブ・コンテンツ配信の簡易化
Harmonic社のVOS360 SaaSがサポートする、パワフルなワークフローを提供するCDNに対応したプライマリ配信ソリューションにもスポットを当てます。このプライマリ配信SaaSソリューションでは、番組制作者が従来の有料テレビ事業者、バーチャルMVPD、地元放送局など、世界中のあらゆるタイプの配信事業者に、CDN経由でリニア・チャンネルを提供できます。

■ビデオSaaSによるOTTとブロードキャスト・サービスの収益性拡大
Harmonic社のビデオSaaSソリューションの強力なダイナミック広告挿入(DAI:dynamic ad insertion)機能もご覧になれます。このビデオSaaSソリューションでは、パーソナライズされた広告がリアルタイムで視聴者に表示されるように、事業者は広告を高度にターゲット化して配信し、広告キャンペーンを最適化できます。Harmonic社のソリューションは、配信事業者と広告主がブロードキャストとブロードバンドのハイブリッド配信ネットワークを介して視聴者とつながることができる、統合されたアプローチを提供します。

■フューチャー・ゾーンでは8KとAIテクノロジを最前面に展示
EyeQのコンテンツ認識型エンコーディング(CAE:content-aware encoding)を使用して、高品質な8K動画を8Kコネクテッド・テレビやレガシーなモバイル・デバイスに配信するデモンストレーションを行います。このソリューションは、視聴体験の質を高めながらも、必要な帯域幅を最大50%削減することができます。またAIによるビデオ圧縮のデモンストレーションでは、ブロードキャストやIPTV配信のビット・レートが削減され、OTTの視聴体験をより良くし、あらゆるアプリケーションの圧縮率が向上する効果をご確認いただけます。

■フューチャー・ゾーン・シアターで語られるHarmonic社のAIビデオ圧縮、8K、5Gにおける先見性
9月14日1:50pmより、フューチャー・ゾーン・シアター(ホール8、スタンドF40)において、Harmonic社ビデオ戦略担当副社長、Thierry Fautierの講演「Taking a Look at 8K and 5G Technologies」(8Kおよび5Gテクノロジの展望)があります。5Gネットワークへの期待や、8Kの前に立ちはだかる課題を概説します。

また9月16日4:10pmより、同シアターにて、Harmonic社ビデオ・アプライアンス担当シニア・ディレクタ、Stephane Cloirecによる講演「AI-Driven Video Compression Brings New Revenue Opportunities and Cost Savings for Service Providers」(AIによるビデオ圧縮がサービス・プロバイダにもたらす新たな収益機会とコスト削減)もあります。