AJA、新しいopenGear互換カード3種類を発表

AJAVideo Systems社は、openGearシリーズの新しいカードとして「OG-FS-Mini」「OG-ROI-DVI」「OG-ROI-HDMI」を発表した。OG-FS-Miniは発売開始しており、希望小売価格は税別98,000円。OG-ROI-DVI/OG-ROI-HDMIは2019年秋に発売予定で希望小売価格は税別140,000円。

OG-FS-Miniは、AJAから新しく発表されたフレームシンクロナイザー・ミニコンバーターFS-Miniの機能と、openGearアーキテクチャが融合された製品。OG-ROI-DVIおよびOG-ROI-HDMIでは、DVIまたはHDMIからSDIへの関心領域（以下：ROI）でのスケーリング、スキャンコンバージョンおよびイメージ回転がopenGearカード形式で可能になる。

各カードは、AJAOG-X-FRを含む2RUのopenGearフレームで使用できるように設計されており、Ross Video社のDashBoardソフトウェアを使えば、PCまたはローカルネットワーク上で遠隔での設定、モニタリング、制御にも対応。3カードの主な特長は以下の通り。

（以下、プレスリリースより引用）

■OG-FS-Mini
OG-FS-MiniはAJAのopenGear互換カードで、SD/HD/3Gビデオ信号のフレーム同期、アップ、ダウン、クロスコンバージョンにも円滑に対応します。高密度なopenGearを展開する場合に最適な製品です。OG-FS-Miniには3G-SDI入力が備わっており、3G-SDIおよびHDMIを同時に出力できます。バランスドアナログオーディオ用に2系統の3-pinターミナルブロックコネクターも搭載されています。

■OG-ROI-DVI/OG-ROI-HDMI
OG-ROI-DVIおよびOG-ROI-HDMIには、広範なオーディオ機能や、イメージスケーリング、アスペクト比、フレームレート変換など優れた機能が備わっています。コンピューターのDVIまたはHDMI出力から、SDI経由で高品質なベースバンドのビデオ信号へと変換します。ROIへの対応により、スキャンコンバージョン、スケーリング、SDI変換向けのコンピューターや、ビデオソースの信号を簡単に取り出せます。

AJAVideo Systems社の社長Nick Rashby氏は次のようにコメントしている。