15.6型「UH1560S」
株式会社エーディテクノは12G-SDI対応4K Ultra HD液晶パネル搭載の業務用マルチメディアディスプレイ15.6型「UH1560S」、23.8型「UH2380S」、28型「UH2800S」の3機種を2019年12月5日に発売する。希望小売価格はオープン、市場想定価格は以下の通り。
- 15.6型「UH1560S」:税別380,000円前後
- 23.8型「UH2380S」:税別400,000円前後
- 28型「UH2800S」:税別460,000円前後
同製品は、4K解像度(3840×2160)ワイド液晶パネルを採用した12G/6G/3G-SDI対応4K液晶ディスプレイ。4K解像度(3840×2160)Ultra HD液晶パネルは、輝度が15.6型で330cd/m2、23.8型/28型で300cd/m2、視野角は15.6型で176°/176°、23.8型で178°/178°、28型で170°/160°、コントラスト比は1000:1の液晶を採用。
12G-SDIや6G-SDI 1系統での4K表示が可能なほか、3G-SDI 4系統(クワッド3G-SDI)での4K表示にも対応。また3G-SDI 4系統(クワッド3G-SDI)では2つの異なる方式(2SIまたはSQD)を選択可能。その他にも4K60p対応HDMI2.0入力端子1系統と、4K30pまで対応可能なHDMI 1.4入力端子3系統を搭載し、Blu-rayなどの著作権付きデジタルコンテンツの再生に必要なHDCPにも対応(HDCP2.2は非対応)。
4K Ultra HD液晶パネルは従来のフルHD液晶パネルに比べ4倍の解像度を持った高精細液晶。4K画質の液晶パネル上で4つのフルHD映像を同時表示させる「4分割画面表示」機能や、2つの映像を上下または左右に表示させる「2分割画面表示」機能、画面の中に小窓表示する「PinP(ピクチャー・イン・ピクチャー)画面表示」機能搭載のほか、「セーフティーマーカー」機能などの映像制作者向けのアシスト機能も搭載。
本体は堅牢なメタルハウジングデザインに加え、液晶モニターの標準スタンドには、直立固定型自立スタンドを採用。15.6型モデルには硬度4H(厚さ3mm)の液晶保護用アクリルパネルを標準搭載している。
本体背面にはVESA100x100mm及び200x200mmのネジ穴を搭載し、三脚やアームなどでの設置や壁掛けでの利用も可能(UH1560SはVESA100x100mmのみ搭載)。電源は付属のACアダプターからXLR4ピン入力が可能なほか、本体背面には市販のVマウントバッテリープレートを取り付ける専用ネジ穴を搭載している。
別売オプションの専用キャリーボックス
別売オプションとなるアルミ製の専用キャリーボックスは、モニター本体を搭載したまま前後が開閉するため、キャリーボックスから取り外さなくてもそのままケーブル類の接続とディスプレイ表示を行うことが可能。専用キャリーボックスの市場想定価格は以下の通り。
- UH1560S専用キャリーボックス:税別35,000円前後
- UH2380S専用キャリーボックス:税別38,000円前後
- UH2800S専用キャリーボックス:税別40,000円前後