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3DソフトウェアのMAXONと特殊効果ツールのRed Giantが合併することを発表した。両社はポストプロダクションやコンテンツ作成業界により優れたサービスを提供するための最終合意に達したという。
マクソンは、主力の3D製品であるCinema 4Dで最もよく知られている。1986年に設立され、高機能かつ使いやすい3Dソフトウェアを提供するネメチェック・グループ傘下の会社。今年の4月には、GPUで高速化されたRedshiftレンダリングエンジンの開発者であるRedshiftを買収した。
Red Giantは2002年創立。TRAPCODE、TRAPCODE、UNIVERSEなどの受賞歴のある製品と、ビジュアルエフェクトソフトウェアのシリーズを通じてブランドを構築してきたソフトウェアメーカー。業界標準とも言えるRed Giantのツールは、映画、放送、広告の分野で欠かせないツールとなっている。
マクソンのCEO、デビッド・マクギャヴラン氏は次のようにコメントしている。
この合併は、マクソンとRed Giantだけでなく、デザイン業界全体にとっても大きなマイルストーンです。当社の技術とノウハウを組み合わせることで、今後数年間、コンテンツ作成の世界を徐々に変化させる可能性があります。
Red GiantのCEO、Chad Bechert氏は次のようにコメントしている。
私たちは、世界中のクリエイターに奉仕するために、強力で親しみやすいソフトウェアを設計していきます。ビジョンを共有して一緒に働くことを楽しみにしています。
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