Blackmagic Designの発表によると、「トム・クランシー/ CIA分析官 ジャック・ライアン」、「モダン・ファミリー」、「マダム・セクレタリー」を含む2019年秋の新番組および継続番組で、同社の撮影用およびポストプロダクション用製品が使用されたという。
Picture Shopのカラリストであるジョージ・マノ氏は次のようにコメントしている。
「ARROW/アロー」、「トレッドストーン」、「ヤング・シェルドン」などはスタイルが大きく異なります。各シリーズにそれぞれ違った課題と要件があります。低照明シーンのノイズ管理、納品ファイルのすばやく効率的な作成、傑出したツールによる美しいイメージの作成などを考えると、DaVinci Resolve Studioは正しいソリューションでした。カラリストである私をはじめ、監督や撮影監督、制作責任者たちも、DaVinci Resolve Studioに搭載された幅広いツールを大変気に入っています。
CBS All Accessのコメディー番組「No Activity」の撮影監督、ジャッド・オヴァートン氏は次のようにコメントしている。
「No Activity」のシーズン3では、それ以前のシーズンと比べて夜の屋外撮影が多くなったので、環境光の利用と高いISO設定が撮影の鍵でした。そのような条件下において、Blackmagic Pocket Cinema Camera 4Kは完璧に機能し、私たちが所有している他のカメラの映像とも問題なくマッチしました。
Blackmagic Design製品が使用された番組は以下の通り。
(以下、プレスリリースより引用)
Blackmagic Designカメラを使用している2019年秋季のテレビ番組:
- 「ブルーブラッド 〜NYPD家族の絆〜」ポストプロダクション会社Filmworks/FX NYのVFXスーパーバイザー、マイク・ウォーレン氏と制作チームが、VFXショットにProduction Cameara 4Kを使用
- 「キャッスルロック」 撮影監督の一人であるリチャード・ルトコフスキ氏が、独特なリモートアングルの撮影にMicro Studio Camera 4Kを使用
- 「God Friended Me(原題)」撮影監督のブライアン・リグニー・ハバード氏がPocket Cinema Cameraを使用
- 「フィラデルフィアは今日も晴れ」撮影監督のジョン・タンザー氏が、同シリーズのエピソード「ThunderGun」でURSA Mini Pro G2を使用
- 「マダム・セクレタリー」撮影監督のリーラン・カーノフ氏が、特殊なショットの撮影にPocket Cinema CamerasおよびPocket Cinema Camera 4Kを使用
- 「マーベラス・ミセス・メイゼル」VFXスーパーバイザーのレズリー・ロブソン=フォスター氏が、VFXプレートの撮影にURSA Mini ProおよびPocket Cinema Camera 4Kを使用
- 「No Activity(原題)」撮影監督のジャッド・オヴァートン氏が、URSA Mini ProおよびPocket Cinema Camera 4Kを使用
オンセット・グレーディングおよびDITでの使用:
- 「All American(原題)」DITのアーバン・オルソン氏が、DaVinci Resolve、Smart Videohub 12×12および20×20ルーター、DeckLink 4K Extreme 12G、UltraStudio HD Mini、Multiview 4を使用
- 「Almost Family(原題)」、「マダム・セクレタリー」DITのキース・パトナム氏が、Smart Videohub 20×20、Mini Converter、UltraStudio Mini Monitor、DaVinci Resolve Studioを使用
- 「ARROW/アロー」DITのセイエド・マフムード氏が、DaVinci Resolve、DeckLink、Smart Videohubを使用
- 「ARROW/アロー」DITのロバート・ポプキン氏とレファー・マフムード(Refeh Mahmoud)氏が、DaVinci Resolve、Smart Videohub 20×20、Mini Converter、DeckLink Mini Recorder、Mini Monitor、UltraStudio HD Miniを使用
- 「BULL/ブル 心を操る天才」DITのトーマス・ウォン氏が、UltraStudioおよびDeckLinkキャプチャー・再生デバイスを使用
- 「God Friended Me(原題)」DITのチャンドラー・タッカー氏が、DaVinci ResolveとDeckLink Quadを使用
- 「フィラデルフィアは今日も晴れ」DITのジョン・グッドナー氏が、DaVinci Resolve、UltraStudio Mini Monitor、Smart Videohub 12×12、UltraStudio Mini Recorderを使用
- 「Last Man Standing(原題)」DITのヴォン・トーマス氏がDaVinci Resolveを使用
- 「A Million Little Things(原題)」DITのドワイト・ハートネット氏が、DaVinci Resolve、UltraStudio Mini Recorder、Smart Videohubを使用
- 「No Activity(原題)」DITのデイン・ブレーム氏が、Smart Videohub CleanSwitch 12×12、ATEM Production Studio 4Kスイッチャー、Smart Videohub 12×12、SmartView Duo、SmartScope Duo 4Kモニター、UltraStudio 4Kを使用
Blackmagic Designカメラ、Davinci ResolveまたはFusion Studioを使用したVFX:
- Crafty ApesのVFXエディター、ヘザー・テイラー氏が、「クリープショー」のVFX編集作業にDaVinci Resolve Studioを使用
- Filmworks/FX NYのVFXスーパーバイザー、マイク・ウォーレン氏と制作チームが、「ブルーブラッド 〜NYPD家族の絆〜」のVFXワークフローに不可欠な構成要素としてDaVinci Resolveを使用。また、再生用に
- Intensity Shuttle for Thunderbolt、VFXショット用にProduction Camera 4Kを使用
- Ingenuity Studioが、「ブラッキッシュ」、「Bless This Mess(原題)」、「フアン家のアメリカ開拓記」、「A Million Little Things(原題)」、「モダン・ファミリー」、「スーパーストア」のカラーマッ
- チングやLUT作成にDaVinci Resolveを使用。 同スタジオは「Stumptown(原題)」のVFX作業におけるカラーマッチングにもDaVinci Resolveを使用
- InvisEffectsの創設者/VFXスーパーバイザー、マイク・ゲインズ氏が、「Bless This Mess(原題)」および「モダン・ファミリー」のVFXのコンフォームと出力にDaVinci Resolveを使用
- Muse VFXの創設者/VFXスーパーバイザー、ジョン・グロス氏とフレッド・ピエンコス(Fred Pienkos)氏および制作チームが、「Emergence(原題)」、「The Neighborhood(原題)」、「NCIS」、「マダム・セクレタリー」の合成にFusion Studioを使用
- VFXスーパーバイザーのレズリー・ロブソン=フォスター氏が、「マーベラス・ミセス・メイゼル」のVFXプレートの撮影にURSA Mini ProおよびPocket Cinema Camera 4Kを使用
DaVinci Resolve Studioを使用したポストプロダクション:
- 「アメリカン・ホラー・ストーリー」Light Ironのジェレミー・ソーヤー氏がグレーディング
- 「American Housewife(原題)」Level 3のパトリック・ウッドアード氏がグレーディング
- 「ARROW/アロー」、「トレッドストーン」、「ヤング・シェルドン」Picture Shopのジョージ・マノ氏がグレーディング
- 「Batwoman – Pilot(原題)」Encoreのフィル・アイゼンザー氏がグレーディング
- 「Black Monday(原題)」Technicolorのダグ・ディレイニー氏がグレーディング
- 「THE BLACKLIST/ブラックリスト」Technicolorのデヴィッド・アーロン・ウォーターズ氏がグレーディング
- 「ブルーブラッド 〜NYPD家族の絆〜」Company 3のアンドリュー・ギアリー氏がグレーディング
- 「The Feed(原題)」Encoreのポール・エンスビー氏とポール・ステイプルズ氏がグレーディング
- 「THE FLASH/フラッシュ」、「フィラデルフィアは今日も晴れ」Level 3のケン・ヴァンディースト氏がグレーディング
- 「Get Shorty(原題)」Picture Shopのシェーン・ハリス氏がグレーディング
- 「God Friended Me(原題)」Company 3のティム・スティパン氏がグレーディング
- 「High School Musical: The Musical: The Series(原題)」Technicolorのトム・フォレッタ氏がグレーディング
- 「殺人を無罪にする方法」、「Man With A Plan(原題)」、「Mom(原題)」Technicolorのスパークル氏がグレーディング
- 「HUNTERS ハンターズ」Sim Post LAのジョー・フィンリー氏がグレーディング
- 「トム・クランシー/ CIA分析官 ジャック・ライアン」Company 3のステファン・ソネンフェルド氏とコーディ・ベイカー氏がグレーディング
- 「アラスカを追いかけて」Encoreのトニー・ディアモーレ氏がグレーディング
- 「マダム・セクレタリー」、「ミスター・メルセデス」Sim Post LAのトッド・ボックナー氏がグレーディング
- 「高い城の男」、「Station 19(原題)」Technicolorのロイ・ヴァシフ氏がグレーディング
- 「NCIS」、「NCIS: ニューオーリンズ」Picture Shopのジョージ・ディレイニー氏がグレーディング
- 「NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班」DigitalFilm Treeのトーマス・ゲイロン氏がグレーディング
- 「Prodigal Son(原題)」Picture Shopのシェーン・ハリス氏がグレーディング
- 「レジデント 型破りな天才研修医」Company 3のJ・コーディ・ベイカー氏がグレーディング
- 「The Rookie(原題)」Company 3のデイビッド・ハッシー氏がグレーディング
- 「ザ・シンプソンズ」Technicolorのジェイソン・ファブロ氏がグレーディング
- 「S.W.A.T.」Company 3のシギー・フェストル氏がグレーディング
- 「The Unicorn(原題)」、「ウォーキング・デッド」Picture Shopのクリス・ボイヤー氏がグレーディング