SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ映像ミュージアムにて、2020年4月5日まで、企画展「よーい!スタート!!映画のはじまりワンダーランド」が開催中だ。同展示会は、1895年にリュミエール兄弟が映画を発明してから125年の節目にあたる2020年を記念して開催されている。入場料は大人520円、小中学生260円。

各展示コーナーでは、映画誕生にまつわる重要なシーンを空間全体で表現し、キネトスコープやシネマトグラフなどの上映装置を、複製やパネルでわかりやすく紹介している。また、「映画の父」と言われるリュミエール兄弟や、日本に初めてシネマトグラフを輸入した稲畑勝太郎など、映画誕生にかかわる重要な人物についても紹介しているという。

会場内では、リュミエール兄弟による世界初の映画のほか、世界初のSF映画と言われる「月世界旅行」(1902)や、チャールズ・チャップリンが監督・脚本・主演を務めた「黄金狂時代」(1925)をはじめ、「戦艦ポチョムキン」(1925)、「メトロポリス」(1927)、現存する日本最古の映画「紅葉狩」(1903)、日本初のアニメーション作品「なまくら刀」(1917)など、様々なジャンルの作品を上映している。