NOddIN 4th Exhibitionのイベントとして、2019年のすぐれた「社会映画」を上映し、映画製作者同士と市民との対話を試みるシンポジウム「Social Cinema Social Club」が2020年1月26日と2月1~2日の3日間で開催される。会場は横浜黄金町のシネマ・ジャックアンドベティ(映画上映&アフタートーク)、黄金町 エリアマネジメントセンター 高架下スタジオSite-D集会場(シンポジウム)。
同イベントでは、2019年に社会的、政治的な映画が強い注目を浴びた現象は、近年稀に見る現象だとし、日本では、多くのすぐれた映画が、それぞれ個別に映画館を主軸として議論されたりするものの、映画製作者同士が対話するチャンス、そしてそれを持って市民と対話するチャンスは非常に少ないという現実があると考え、フィルムメーカー同士と市民との対話を、立場や意見を超えて生み出し、表現と自由、そして社会と政治、またこの国で生きることについて対話すべき特異点を創出していくとしている。
上映スケジュールは、1月26日が「主戦場」(監督:ミキ・デザキ)と「沖縄スパイ戦史」(監督:三上智恵)、2月1日が「新聞記者」(監督:藤井道人)、2月2日が「太陽の塔」(監督:関根光才)となっている。