キヤノンは、同社のEOS Kiss X9iの後継モデルとして「EOS Kiss X10i」を2020年4月下旬に発売する。希望小売価格はオープン。同社オンラインショップでの販売価格はボディ単体が税別105,000円、ダブルズームキットが税別145,000円。
※4/10追記:新型コロナウイルス感染症の影響により、発売日が6月下旬に延期となった
EOS Kiss X10iは、CMOSセンサーの画素が撮像と位相差AFの両方を行う「デュアルピクセルCMOS AF」を搭載。また、ファインダー撮影時においても、動く被写体に対して優れた捕捉性能を実現するオールクロス45点AFを採用しており、広範囲において高精度な合焦が可能だという。
4K UHD(24P)の動画撮影が可能となった
有効画素数約2410万画素のAPS-Cサイズ相当のCMOSセンサーと、映像エンジンDIGIC 8の組み合わせにより、解像度の高い静止画撮影や4K動画の撮影を実現。また、最高約7コマ/秒の高速連写撮影が可能。
約22万画素の測光センサーと映像エンジンDIGIC 8により、ファインダー撮影時に被写体の顔を検知して追尾する「EOS iTR AF」が可能で、顔検知により人物の合焦率が向上するとともに、動きの速い被写体でも高精度に追従する。また、被写体の瞳を検知してフォーカスを合わせる「瞳AF」が、ライブビュー撮影時、サーボAF ⁄ 動画サーボAF時においても使用可能。
EOS Kissシリーズとして初めてAF ONボタンを独立で設置し、サブ電子ダイヤルを採用
EOS Kissシリーズとしては初となる操作性採用で、くるくると回すだけで、すばやく設定を変更することができカメラの背面に搭載されているサブ電子ダイヤルと単体でオートフォーカスの役割を担うAF onボタンをカメラ背面に設置。
その他にも、スマートフォンなどの携帯端末やパソコン、プリンターなどの周辺機器への接続手段として、Wi-Fi/Bluetoothに対応しており、リモート撮影や、撮影後の写真や動画をワイヤレスで手軽に転送でき、各種機器に保存したりSNSなどを通じて共有したりすることができる。image.canonと連動した自動バックアップ機能も搭載。