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Maxonは、Unity Technologies公認ソリューションパートナーとなり、Unity用プラグイン「Cineware by Maxon」の配布を開始した。Unityアセットストアから無料でダウンロード可能。
Cineware by Maxonは、開発者とクリエイターにCinema 4DアセットをUnityにシームレスに統合可能な環境を提供。アーティストは、Cinema 4Dでモデルやアニメーションを簡単に作成して、インタラクティブな2D、3D、VR、AR体験を実現するリアルタイム3D(RT3D)で使用可能。
同プラグインは、ソフトウェアの最新バージョンであるCinema 4D Release 21とUnityの最新リリース2019.3と互換性があり、Cinema 4Dシーンが「Cineware用に保存」されている限り、Cinema 4Dのライセンスは不要。デフォルトでは、インポートされたアセットはアセットフォルダまたはインポートされたアセットに相対表示され、ユーザーの指定フォルダの階層もサポートしている。
MaxonのCEO David McGavran氏は次のようにコメントしている。
リアルタイムのワークフローは、ますます重要になってきています。弊社の新しいCineware for Cineware by Maxonは、Unityで没入型コンテンツの開発を行うに当たり、Cinema 4Dアセットをインポートする方法を効率的で簡単に行えることを保証します。
Cineware by Maxonが現在サポートしている機能は以下の通り。
(以下、プレスリリースより引用)
ジオメトリ関係:
- 頂点位置、法線、UV、スキンウェイト、カラー
- スキンとバインドされたリグ
- ポーズモーフはブレンドシェイプに
- インポート時に、Lightmap UV2を生成
マテリアル関係:
- PBR反射チャンネルマテリアルを変換
・Albedo/Metal/Rough
・Normal Map
・Bump Map
・Emission- アニメーションのあるマテリアル:
・Color(Transparencyを含む)
・Metalness
・Roughness
・Emission Intensity, Color
・Alpha Cutout Threshold- Cineware by Maxonは、インポートされたマテリアルが更新されたジオメトリに自動的に再適用されるため、マテリアルを再インポートしないオプションをサポートしています。
ライティング関係:
- Spot, Directional, Point
- アニメーション可能な属性:
・Cone
・Intensity
・Colorカメラ関係:
- アニメーション可能な属性
- Field of Vision(FOV)