NAB Showから、「Post | Production World (PPW)」のオンライン版の詳細および参加申し込み受付が開始した。

PPWは例年、NAB Showの一環として開催されていた制作事業者向けのカンファレンス。COVID-19の影響でNAB ExpressというバーチャルイベントにトランスフォームしたNAB Showは、5月13日から2日間で展開される。

NAB Showは米ラスベガスで開催されるが(太平洋標準時間)、今回のオンラインカンファレンスのスケジュールは、日本と14時間の時差がある米国東部標準時間がベースとなっている。

PPWオンラインは、「プロダクション」、「ポストプロダクション、ニューメディア、新興テクノロジー&ビジネス」、そして映画製作者のためのAPPLEエコシステムという、ツールデモが含まれた4つのトラックが用意されている。Day2にはDellをスポンサーに、VR&ARに特化したトラックがあり、VR/360°映像、空撮VR、ARコンテンツの制作や撮影カメラとツールや8Kストリーミングといった配信方法など、ツール開発会社や制作会社からケーススタディを紹介するセッションが並ぶ。 

毎日午後3時から基調講演が開催される。Day3は2本立てで、午後7時から「Forecasting The Future」と題した講演が催される

参加費は299ドル。イベント開催事前に、アクセス許可のURLが送られてくる。時間になるとライブで視聴でき、質疑応答もライブチャットで行われる。ライブが終わるとオンデマンドコンテンツとなり、参加登録者は最長120日間、すべてのセッションのオンデマンドにアクセスして視聴放題できる仕組みになっている。

また5月16日には、前夜祭として東海岸時間午後8時からオンラインハッピーアワーも用意されている(日本時間5月17日午前10時30分)。日本からでも参加できる時間帯だ。

(ザッカメッカ)